太陽の中のウルフ
初めてかいた短編小説です。
自信無いですけど読んでください。
俺は夜の覇者 「狼」
彼女は朝のヒロイン 「太陽」
俺は、毎晩月に向かって吠えるだけだが、彼女は昼間にずっとみんなを見ている。
そう、昼間だけ。
あいつを一度で良いから見てやりたい。俺を見せてやりたい。
だが、あいつは、夜に顔を出すことができない。
だからといって俺も昼間に顔を出すことができない。
でも、仕方がないことだ。
森の掟だから。
おそらく彼女は、俺の存在を知らないだろう。
おそらく彼女は、夜の森を知らないだろう。
いけねぇ。又だ。
最近ずっとこの調子で彼女のことしか考えてねぇ。
一度で良いから会ってみたい。一度で良いから見せてやりたい。
一度で良いから見てもらいたい、俺の姿を......。
「なぁ。お月様。太陽は、俺の事をどう思っているんだ?」
「................................。」
「だろうな。後、一時間、彼女が現れるまで、、、。」
死んでも良い。だから彼女に会わせてくれ。
たった一瞬で良いから......。
~夜が明けた~
と、同時に美しき光が俺の目に飛び込んできた。
まるで、イルミネーションにライトアップされたような気持ちだった。
「あれが太陽様か。」
(なぜか太陽もこちらを見ていたるような気がした。)
「太陽様。俺を見てくれ......。」
俺は、そのまま太陽様に吸い込まれていった。
ありがとうございました。
又これからも投稿していくのでよろしくお願いします❗️