子供の街「オルファ」
進捗自分では早めと思っています。
薄暗い地下通路を抜けて、私とダイは街に出た。活気があり、どこも賑わっている様子だった。
「これはとても凄いですね。きっと活気はどこの国にも劣らないんじゃないんでしょうか。」
私は辺りを見渡しながら言った。
「この国が始まった頃がビルの残骸に住み始めた孤児であった事なんて始めてきた人は気づかないでしょうね。」
そう言ってダイは自慢げに笑みを浮かべた。
「そう言えば、大臣にしてはかなり若そうね。」
「はい、まだ22なので。」
流石子供の街と言われるだけある。人口の平均年齢はかなり低いみたいだ。
私達は迎えの車に乗って王宮を目指した。
「ところで、赤切さんってSUBTeamのリーダーですよね。」
「ええ、そうよ。」
「凄いですよね、世界を守る機関のリーダーだなんて。」
「そんなことないわよ。SUBTeamは人数が少ないからね。あなたこそ一国の大臣をしているんだから。」
そんなたわいの無い話をしながら20分ほどたっただろう。王宮の門を車が通り、王宮の手前で止まった。
「案内します。付いてきてください。」
王宮と言うだけあるが、中はとても綺麗で広い。ここで議会を開いたり、王の家族が住んでたり、国民に呼びかけを行ったりとかなり重要な施設らしい。そして、かなりつやつやな大きいドアの前に着いた。
「ここから先に王がいます。どうぞお入りください。」
私はドアを開け、入っていった。
次回もお楽しみに




