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没2  作者: 零眼のメルト
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国の入口

第2話です。

バイクを人が通って出来た道無き道を走らせ壁に囲まれた街の門へと着いた。

「はい、止まってください。証明書を提示してください。」

カウンターから声がして、彼女はヘルメットを外し、証明書を差し出した。係員は証明書の写真と本人を見比べる。赤いショートヘアーの髪型、細いフレームの眼鏡、そして特徴的、いや今になってはごくたまに見る、猫耳。

「赤切ねいさん、ようこそ。こどもの国オルファへ。と言っても子供から始まった国という訳で今は20代とかもいるんですがね。」

「面白い冗談ね、悪くないよ。」

そう言うとお互いクスクスっと笑った

「それでは赤切ねいさん、大臣が迎えに来ています。どうぞこちらへ。」

彼女は乗っていたバイクのボタンを押し、箱状に変えて押していった。駐車場にバイクを置いたところで後ろから声をかけられた。

「赤切さんようこそ、オルファへ。私が外交大臣のダイです。以降宜しく御願いします。」

「宜しく御願いします。またここも栄えてるみたいだね。」

「ありがとうございます。それではこちらへ。」

2人は駐車場を出て市街地へ出た。

次回を書くのが楽しみ

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