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プロローグ3『事件』

スキル紹介です

《威圧》

ステータス値を比べ総合で、上回っていると発動

【最初の攻撃で相手を《怯み》状態にする】

Lvアップで、必要割合の低下/効果時間増加


《範囲認識》

プレイヤーを中心にして、全方位の気配を認識出来る。

Lv上昇により、範囲、制度上昇


《速度強化》

回避、攻撃、移動速度を強化する

南海岸から帰る途中、浮遊魚から『神の欠片』や素材を入手しながら移動し、町に着いたのは夜の直前であった。

あたりも暗くなり始めたとき、ゲートをくぐろうとしたところ、警告が表示された

『警告!!町に入ると『神の欠片』は消滅します。スキルを選択してください』

「新しいスキルか・・・」

仕方がないので、使えそうのスキルを習得する

『確認・・・《風刃》と《蹴り》で良いですか?』

《風刃》

【風刃鎌鼬】

<風を圧縮し、刃状で飛ばす>消費SP(スキルポイント)


《蹴り》

<物体(背景な壁、敵など)を蹴ることが出来る(行動制限解除)>



キョウはスキル設定を終えて、町に入っていった。




町に入って中央広場に向かうと、プレイヤーたちの露店が賑わっていた。

露店といっても、ござに商品並べているだけだが。

なんとなく露店を見て回っていると、不意に話しかけられた。

ついでに言うとこのゲームはPKが有りなゲームであるため、町の外では注意が必要である

「そこの太刀使いの少年よ、防具は要らないかな?」

がたいの良い、はge・・・ううん、スキンヘッドのおっさんがいた

「売ってんの?」

「いや、売ってはいない。材料と引き換えに作るのだ。まぁ多少の手数料は貰うがな。」

「手数料ってのは?」

「いや、何。材料を少し多めに貰うだけよ。で、どうする?」

たしかにこの装備はあまり気に入っていないが・・・材料もそんなに無いからな。

「いや、今回はやめておくよ。」

「そうか、なら防具を作るときは我輩に言うといい。」

そして、フレンド登録をして別れた。

またしばらく露店を見ていると、急に空から声が聞こえてきた。

『やあ、プレイヤー諸君。ご機嫌いかがかな?』

男の子のような声が空から降ってくる。

プレイヤー達は何事かと空を見上げ、ざわめき始める

『私は|《改変の震》(かいへんのしん)。このたびはこのゲームに細工をさせてもらった。』

『ログアウト不能・掲示板機能封鎖・課金ショップ封鎖の状態にさせてもらったよ。』

『いや、素晴らしいプログラムを作る事に成功し、このゲームに混入させたのだが、残念な事に、このままだと君たちがこのゲームから開放されるのは現実の時間で十年以上かかってしまうことが判明した。』

『そのため、私から君たちへのプレゼントとして、シナリオが進むと、ログアウト可能になるプログラムを組み込んだ。君たちの健闘を祈る。』

声がやんだその直後、運営からのメッセージが届いた。

『《Eternal Moment》内に《改変の震》を名乗る者により謎のプログラムが混入、ログアウトが不可能になってしまいました。プレイヤーの皆様の体は丁重に保護させていただきます。多大なるご迷惑をおかけして、申し訳ございません。なお、システムのへ介入は、今後出来ないとお考えください。』

そして、本当にログアウト出来ないかどうか確かめ、騒ぎ出す者、気絶する者、など様々な反応があった。

しかし直後、堂々としたランサー(ランス使いの事)が一喝し、静かになった後、

先ほどの声がシナリオが進めば元の世界に戻れることを話していたと説明し、殆どのプレイヤーの目が生き返った。




キョウは神殿内に入ると、神父らしきNPCノンプレイヤーキャラクターに話しかけた。

「マイルームの鍵を。」

「はい、キョウ様の鍵ですね。初めてのようですが、説明は要りますかな?」

「いや、いい」

かぎを受けとると、神殿の奥の扉に鍵を当てて、扉を開ける。


マイルームとは、アイテムボックス・ベッド・鍛冶場が置いてある、プレイヤー一人ひとりに与えられた空間で、プレイヤーが許可しない限り、他のプレイヤーが入れない空間だ。

アイテムボックスは、アイテムの保管をする。アイテムボックス内では、時間が進まない。

ベッドは、プレイヤーが休息をする物で、体力・SPが高速回復する。

鍛冶場は、武器の製造・加工・修理をする場所で、選択武器に最適化している。


そしてキョウはアイテムボックスにポーチ内のアイテムを全て仕舞い、ベッドに倒れ、意識を閉じた

ゲームシステムのモデルは、モン○ターハ○ターです

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