入隊までのあれこれ前編
州歴25年タレスの月第一週3日
おやっさんに言われて日誌…もとい日記を書くことになった
ここに来たからには日記でもいいから書けと言われた
私がここに来るまでを、今日の日記を書いている間に語ろう
皆さんはじめまして、転生した柊美由で、今の名前はリーシャヒイラギです
ファミリーネームの方は事情があり前世の名字を使っています
後、妹がいます。名前はアーシェ…そうです妹は転生したアスハです
さて、転生した妹から聞いた話をわかりやすく説明するなら
イタズラをした神様に会い、そのイタズラが私を除き全て修正されてしまった事を聞いたそうです。
しかし姉妹同時に直さなかったが故に矛盾ができてしまったらしい
理由は妹の死因と亡くなる年齢だ
死因食中毒
享年17→87
となっていた…そこ学習しろよとか言わない
つまり、あの日亡くなるのは妹だったらしい
で辻褄合わせのために翌年、交通事故を起こしたこと
そのことを言った、チャラい二十歳風の神様の発言にキレた妹が神様に右フックをかましてKOさせて変わりに来た神様に私の事を聞き、すぐに転生することを決めこの世界の必需品を作れる技能を神様から受け取り、身体能力はそのまま生まれ変わったそうだ
私は生まれた時から体が一般人で、高い魔力を持つには少々荷が重かったらしく激しい運動は無理だった
双子として生まれた妹は元々高い魔力を身体強化として使うことで外で元気に遊びその足で私の下に来て今日あったことを身振り手振りで伝えた
9歳くらいまでは家で生活できたが10歳になった頃、体調を崩し病院からでることは少なくなった
それでも妹は変わらず来て今日あったこと話してくれる
ちなみに、いつもの遊び場から家まで距離と病院までの距離は3倍位離れているでも時間は変わらないやっぱり妹はすごい
そして11歳になった頃おやっさんに会った
おやっさんはその頃入院していた娘さんのお見舞いに来ていたそうだ
同い年だと私が言ったらおやっさんが仲良くしてやってほしいって言われた
理由を聞くと友達がほしいと言われたからだそうだ
私は少しあきれた。多分、それは構ってくれない父親に対するあてつけなのだとその前の会話から推察したのだが
その事を伝えたら、慌てて娘さんの所へ行き謝っていた
そんなわけで知り合ったおやっさんなのだが、こんなに長い付き合いになるとは昔の私は思わなかっただろう
書き終えたのでここまで
このあと少し飛ばします
色々と重要なので
後編は12歳の後半位から始まります
ついでにこの世界で魔法は魔導器という物が使われており、魔導器無しでは魔法は使えない人がほとんどです
無論元ネタは軌跡シリーズです
また魔導器には融合型もありますがかなり珍しいです
一応ファンタジーですがエルフやドワーフは出ません
出たとしてもそれは人です
それだけは覚えておいてください
小説家になろう初心者の私の描いた物語に更新がなくなるまでおつきあいください