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信じられない空き巣事件

作者: 天川裕司
掲載日:2025/11/09

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:(仮)信じられない空き巣事件


▼登場人物

押富輝子おしとみ てるこ:女性。30歳。OL。

岡田順二おかだ じゅんじ:男性。警察官に紛争した強盗殺人犯。本編では「犯人」と記載。


▼場所設定

●輝子のアパート:一般的な民営アパートのイメージでOKです。

●公園:輝子のアパートのすぐ隣にある。中に小さな時計塔あり。


NAは押富輝子でよろしくお願いいたします。

(イントロ+メインシナリオ+解説:ト書き・記号含む=3462字)



イントロ〜


皆さんこんにちは。


皆さんは空き巣被害に遭った事はありますか?

出来れば一生遭いたくないですよね。


ですがそんな思いとは無関係に、

空き巣被害はやってくるものです。


今回は、そんな空き巣被害にまつわる意味怖のお話。



メインシナリオ〜


私の名前は押富輝子。

今年30歳になる独身OL。


某IT企業で働いており、生活は安定。

仕事もまぁそれなりに充実している。


でも最近、ここ界隈で空き巣被害が頻発していた。


(ニュースを見ながら)


輝子「また空き巣事件か…。一体いつになったら犯人捕まるんだろう…」


空き巣の被害エリアはかなり大きい。

私は都内に住んでるけど、その隣街、

またその隣街にまで被害は及んでいるようだ。


輝子「あ〜早く解決してくれたらいいのに…!」


私が住んでる地域には、最寄りの交番がない。

警察署はかなり遠く、もし万が一の事があってもすぐに駆け込めない。


だから毎日がそれなりに不安だった。


ト書き〈通勤〉


そんなある日の通勤中。


輝子「…なんだろ、誰かに見られてるような気がする」


街中を歩いている時、電車に乗っている時、

仕事の休憩中に公園でランチしていた時…

私は誰かに見られているような気がした。


きっと空き巣事件が私の住んでる界隈で頻発している為、

精神的に敏感になり、

ちょっとした事にもすぐ不安を感じてしまっていたのか。


輝子「はぁ、ダメダメ!自分で不安を作り上げちゃってるわ!もっと気をしっかり持たないと!」


私は昔から少し、自律神経失調症のがある。

その延長でパニック障害の症状も少しだけあった為、

ちょっとした不安でも自分で大きく膨らませる癖があった。


私は一人暮らし。

もし何かあっても頼れる人が居ない。


私はもともと奥手な性格ながら、

プライベートで付き合ってる友達もほとんど居ない。


おまけに26歳の時に地方から上京してきた事もあり、

まだ少し都会生活に慣れない所もあった。


ト書き〈空き巣被害の足音〉


それから数週間。

特に何もない平穏な日々が続いていた。


輝子「ふぅ。大丈夫よ。私の周りじゃ滅多な事なんて起こりゃしないわ」


気丈を取り戻し、

落ち着いて生活して行こうとしていたその矢先。


輝子「ウソ…青山さんの家に空き巣が入ったって…?」


青山さんの家と言えば、

私が住んでいるこのアパートから数十メートルしか離れていない。


その青山さんの家に空き巣が入ったと言う。


輝子「ほ…ほんとだ…」


私は確認する為、青山さんの自宅前まで行ってみた。

すると警察が数人出入りしていた。


空き巣が入ったのは本当らしい。


輝子「ど、どうしよう…私の家は大丈夫よね…」


恐怖が再び襲ってきた。

不安が不安を呼んで、

一人暮らしをしてる今のこの状況がヤバいと思う。


でもだからと言って、すぐには引っ越せない。

その為の資金が要る。


実家に帰る事も考えたけど、

まだ出て来てすぐだし、何となく躊躇した。


輝子「だ、大丈夫よ…!きっと犯人は、もうこの辺りの民家は狙わない筈よ…!」


空き巣被害が出た事で、

このエリアをマークする警察の目もキツくなる。


なら犯人はもうこの辺には居ない。

どこか遠くへ逃げていて、空き巣に入るにしても、

その別のエリアで犯行に及ぶ筈だ。


そう考えて私は無理やり自分を落ち着けようとした。


ト書き〈公園〉


そんなある日。

私はアパート横にある公園でぼんやりしていた。


部屋で1人で居る時に空き巣が入ってきたらどうしよう…

そんな根も葉もない不安が急に心で顔を持ち上げ、

私はふらっと部屋を出てここにいる。


人目がつく所なら安心できる。

そんな事を考えながら。


輝子「どうして私ってこうなんだろう。他の人だって状況は同じなのに、それで普通に生活してるっていうのに、なんで私はこんなふうにビクビク怯えちゃうんだろう」


いつもビクビクしてる自分に何となく腹が立ってきた。


輝子「よし!もうビクビク・オドオドするのやめ!」


もっと地に足つけて、ちゃんと生活していかなきゃ!

私は自分で自分を奮い立たせた。


(公園の中の時計を見ながら)


この公園の中には小さな時計塔がある。


輝子「あ、もう5時だ。今日は見たい番組があるのよね♪さっ早く帰って見よ♪」


夕方の5時。

5時半から始まるお気に入りのバラエティ番組を見る為に私は帰った。


ト書き〈強盗殺人〉


それから数日後の事。

また空き巣事件が発生。


しかし今回の空き巣は唯の空き巣ではなく強盗殺人。

それまではただ物を盗んで逃げていただけだったのに、

犯人は今回初めて殺人を犯した。


「この手の犯罪で手口を変えるのは珍しい」

そんな事をニュースで何度も言っている。


今回強盗殺人が起きたのは、

私のアパートから少し離れた所にある家だった。


専門家もいろんな見解をこの事件に寄せている。


しかし私にとってそんな事はどうでも良い!


「私の家だけには来ないで!」

こんな正直が心の中を何度も飛び交う。


ト書き〈トラブル〉


それから数日後。

ついに私の部屋にも空き巣が入った。

いや、正確には「入ったかも知れない」状況だ。


夕方5時頃、会社から戻ってみると、

アパートのドアが開いていたのだ。

私はいつも部屋のドアをちゃんと閉めて行く。

こんな状況ながら、最近は特に注意していた。


輝子「私、今日閉めてなかったっけ…」


とは言え、記憶違いと言う事もある。

所詮は人間がする事。

どれだけ気を付けていても忘れる事はやはりある。


半信半疑ながら、それでもかなり不安だったので、

私はすぐに警察を呼んだ。


輝子「お願いします!すぐに来て下さい!」


かなり大きめの声で状況を伝えた。


そして私は公園に行く。

こんな状況で部屋になんか入ってられない。


(公園の時計塔を見ながら)


輝子「はぁ…なんでこんな事に…。今日もテレビ見ようと思ってたのに」


お気に入りのバラエティ番組がもう少ししたら始まる。

公園の時計を見ながら、私は不安ながらに落ち込んでいた。

時計は5時5分を指している。


ト書き〈警察登場〉


するとすぐに1人の警察官が来てくれた。

私はとっさにベンチから立ち上がり駆け寄った。


そしてもう1度状況を伝え、部屋の中を調べて貰うよう頼んだ。


警察官は私の代わりに部屋に入り、調べてくれた。


警察官「大丈夫ですね、異常ありませんよ」


部屋から出てきた警察官は私にそう言った。

ホッとする。

そして…


警察官「とりあえず部屋の物が無くなっていないか、改めてあなたの目で確認して下さい」


そう言われ、私は部屋に入った。


同じ頃。

別のエリアでまた空き巣事件が発生していた。



解説〜


はい、ここまでのお話でしたが、意味怖に気づきましたか?


それでは簡単に解説します。


輝子の住んでいるエリアでは、

空き巣事件が多発していました。

そしてその空き巣被害は、輝子の身近にまで迫ってきます。


しかし、途中からその空き巣事件の手口が変わりました。


それまでは物を盗んでいただけなのに、

殺人事件にまで発展していきます。


実は今回、2つの事件が並走していました。

1つはそれまで起きていた従来の空き巣事件。

そしてもう1つは、

その空き巣事件に便乗して発生し始めた強盗殺人。


つまり、犯人が2人居たのです。

空き巣事件の犯人と、強盗殺人事件の犯人です。


そして輝子の部屋に入ったのは、

強盗殺人を起こしていた犯人のほうでした。


後半からラストの場面に注目しましょう。


それまでに輝子は…

「私が住んでる地域には、最寄りの交番がない」

と言っていました。


しかしラストの場面で、

輝子が通報してから警察はすぐにやって来ます。


実はこの警察官が強盗殺人の犯人だったのです。


犯人は初め、ピッキングをして輝子の部屋を開けていました。

あらかじめ警察官の服を着て変装し、輝子が戻って来るまで

アパート近くの物陰に隠れていました。


そして輝子が異変に気づき通報した時、

その声を聞いて少ししてから出て行ったのです。


声が届く範囲に隠れていたのでしょう。


輝子はその時、公園の時計を見ていました。

5時ごろにアパートに戻り、通報して警察官が現れるまでは約5分。

最寄りの交番もないのに、こんなに早く現れる筈がありません。


初めからアパートの近くに潜んで居たからこそ、

すぐに駆けつける事が出来たのです。


そしてもう1つおかしな点がありました。


輝子の代わりに部屋を調べた時、

「大丈夫ですね、異常ありませんよ」

と警察官は言います。


初めてその部屋を訪れるのに、

「なぜその部屋に異常がない」

と分かるのか?


これも犯人だからこその行動です。

初めから部屋など調べていません。


犯人の目的は最初から強盗殺人。

いや、この時にはもう強姦殺人に変わっていたかも知れませんね。


さて、この後どうなったのか?

なんとか逃げ出す事が出来れば良いですが。


少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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