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1-2 どうやら異世界転移らしいです

「えーと、ここどこ?」


見知らぬ草原、風心地よく吹いているが、昼間の空に月が2つ、挙句の果てになんかよく分からんのが宙を飛んでいた。


「あー、なるほど、ここは死後の世界か」


1人で納得し、その場に立つ。


すると3人ほどこちらに向かって走ってきている人が見えた。


「あのー、ここどこですか?」


そんな問いを呼びかけるが、それをフルシカトし、大きな声で叫んできた


「お前なにしてんだ!早く逃げろ!」


は?いきなりなんだ?


失礼だろ、こっちは質問してんのに


しかしよく見ると3人の後ろに大きな影が見えてきた。


それはゆうに3メートルを超えるバカでかいイノシシみたいなやつに追いかけ回されているのが見えた。


俺は3人のうちの1人に担がれて持ってかれた。


「ここって死後の世界じゃないのか?」


そんな問いに対し


「何言ってんだ!?ここはフローリアル近くの草原だろ!?」


ご丁寧に場所を教えてくれた。


しかし、聞いたこともない地域だな。


「そこをはなれて!」


そんな声が正面から聞こえた。


そこにはいかにも魔法使いみたいな帽子にローブを着た赤髪の女の子がいた。


すると赤髪の女の子は、持っていた杖をこちらに向け、何かを唱え始めた。


唱え始めてからは周りに赤い光粒が浮かび上がり杖の先に集まっている。


「荒れ狂う炎の精霊よ、今汝にその力をかさん!

ファイヤーボール!」


おお、なんてテンプレートな詠唱に名前


杖の先から出た炎の玉はバカでかいイノシシにあたり、イノシシを倒してしまった。


そこで俺はあることに気づいた


あれこれ、死後の世界じゃなくて、異世界転移した!?

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