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共依存  作者: mituya
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エピローグ

初めて描きました。とてつもなく拙い文章で申し訳ないですが、読んでくれるとありがたいです。自分の気が向くままに更新します。しないかもしれません。すいません。がんばります。


 恋仲と別れた後、その日々を永遠と引きずり続ける人はどれほどいるのだろうか。


基本的には人々が理想とし思い描いているような、恋仲を忘れられず、ずっと思い続けて涙を流すそんな日々はほとんどの人が経験しないだろう。


人は別れてから2、3日はさまざまな感情に苛まされるかもしれないが、長くても一ヶ月もすれば、「まぁ、そんな日々もあったなぁ」などという思い出へと昇華され、人生の一コマへとなって行く。


 この男の場合もそうだ。大学2年生になってから、すれ違いが増え彼女に振られた時も、2、3日はだいぶ気持ちが落ち込んでこの世の終わりみたいな雰囲気だったが、


一ヶ月もすれば、気持ちは薄れ、たまに思い出しては、少し胸の痛みを感じる程度のものになり、月日が流れていくうちに思い出す回数も少なくなっていった。


時間が全てを消化してくれるとはよく言ったものである。しかし、このままだとこの男は、彼女にしてやれなかったことや自分の不甲斐なさを反省し、それを次の出会いへと繋げて行くことになるだろう。


これは十分素晴らしいことなのだが、正直私はこのような人々を見飽きてしまった。退屈な日々には少しのスパイスが必要だ。なので私はこの男にいたずらをしてみることにした。


いたずらと言っても大層ないたずらは、いくら私ほどの権力があろうとも出来ないので、次に出会う相手を変えておくだけにしておいた。


この些細ないたずらでどれほどこの男の人生が変わるかはわからないが、いつもと違った楽しみを私に与えてくれるのは間違いないだろう。





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