オージン探偵事務所
俺はオージン探偵事務所に電話を入れることにした。
直感が彼の熱意を選んだのだ。
俺は電話のダイヤルを回す。
掛かった。
6コールなった後、男が出た
男
「はい!もしもし!!オージン探偵事務所です!ご用件はなんでしょう!!!!」
ウィル
「あぁ…もしもし……ある謎を解いて貰いたい。俺はウィルソン警部だ。ウィルソン・ストライプ。」
やけに気分が上がっているようだ……若い男だ。
若い男
「ウィルソン警部ですね!!」
ウィル
「ああそうだ。 君がオージン探偵か?」
若い男
「あっはい!!そうです!!」
ウィル
「うむ、それで....」
違和感。
オージン探偵はなぜか息が上がっている。
ウィル
「お、おい、大丈夫か?」
オージン探偵(以下 オージン)
「なにが!?!?!!?!!?!??!?」
ウィル
「いやっ、息苦しそうだが、」
オージン
「今ちょっと全力疾走!!!うるさかったらごめんなさいね!」
ウィル
「全力疾走だと!?」
オージン
「ところで、事件ですか!?」
ウィル オージン
「えっ、あぁ、まぁそうだ、実は犯行予こk「予告状!?怪盗ですか!?キザですねぇ!!!!」
ウィル
「あ、ああそうだなっ……」
オージン
「それでっ……。あっ、もうちょっとで着くからね!!!紅茶とクッキー用意しててね!」
ウィル
「…………は…?」
オージン
「早く!!!!切るよ!紅茶とクッキーね!」
ガチャン
電話を切られた.....。
意味がわからない。
全力疾走、紅茶とクッキー、突然切られた電話
もう一度電話してみるが、掛かったものの出ない。
もうすぐ着くなんて言ってたな……。
なんてそそっかしい男なんだ。
俺はああいうタイプはとんで苦手なんだ……。
そのまま待つ→このまま下へ読み続ける
紅茶とクッキーを用意する→上にスクロールして、次へを2回押す
ウィル
「なんであんな、そそっかしい奴の言うことを聞かねばならんのだ………」
俺は少し苛立って、オージン探偵のことを待った。
カードを光に照らしたり、少し炙ってみたりしながら待った。
ん……?
なんだか外が……いや、1階……2階………騒がしさが近づいてくる…!?
「けぇえええええええぇぇぶぅぅうううううう!!!!!」
ウィル
「うわああぁっ!!!!」
ガシャン!!!ドンッ!!
俺はとっさに身構えたが、勢いに負けて後ろに倒れた。
しかし腕で受身をとった。
「いったたぁ……」
ウィル
「それはこっちのセリフだ!!!署内で走り回るなんで一体どういう神経してるんだお前は!?!??!業務執行妨害で逮捕するぞ、オージン!!!」
オージン
「ひっ、ひぃっ、ごめんなしゃい……ぐすん」
とわざとのように目をうるうるさせて、オージンは俺に抱きついてきた。
ウィル
「うぎゃっ!なんだ!」
オージン
「だってぇ〜、!けーぶが怒るからぁ…うわぁぁん…」
ウィル
「やめろ、俺はそんな趣味はない!早く離れるんだ!」
オージン
「いゃ〜ん…」
ウィル
「……まったく…とんだ奴を呼び出してしまった…。」
やはりレイマス探偵の方が良かったか……。
オージン
「……ははは、すみません、久しぶりの依頼だから、嬉しくって……!」
ウィル
「……そうかい。」
オージン
「ささ、けーぶ、座って座って!……クッキーと紅茶、どこに置きました?」
ウィル
「あ?あぁ、そんなもの用意してないぞ。」
オージン
「ええ!?なんで!!!」
ウィル
「なんでって……急に来るなんて言われたって用意出来るわけないだろ!?それに、用意しろなんて、遠慮と言うものを知らないのか?」
オージン
「でも……お話する時はクッキーと紅茶があった方が楽しいじゃん……」
ウィル
「おれは楽しい話をしたい訳じゃないんだ……。」
オージン
「……しゅん。」
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