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肉じゃが

作者: ダニ子

ダニ子です!

2回目投稿でーす!

私にはお母さんがいません。

お母さんは私が高校生の時に亡くなりました。

お父さんは酒に溺れて私はバイトの毎日で、まともに学校に行けなくなりました。

お父さん「おい、はる!」

はる「...?」

お父さん「お前...俺の酒買ってきてくれなかったのか!?

使えねー娘だな!」

はる「ごめんなさい」

お父さん「ったくよお前今から買いに行け!ほら金渡すから」

はる「え、でも未成年は...」

お父さん「あ?文句あっか?」

はる「いや文句とかじゃなくて未成年はお酒買っちゃダメなんだよ」

お父さん「あ?」

_パチーン_

はる「いたいっ!」

お父さん「お父さんに向かって反抗的な態度をとるとは何様のつもりだ!

早く買ってこいよ!」

はる「わ、分かったよ!」


見ての通り、お父さんに反対、反抗的な態度をとると、理不尽に暴行をしてくる

そしてどんどんエスカレートしていく


_コンビニにて_


店員さん「あれ?どうしたの?そのあざといい頬といい」

はる「あーアザは部活動でやっちゃって、頬は眠気を覚ますために自分でビンタしました」

店員さん「あらそうなの。自分の体を大切にしなさいね!」

はる「はーい」

私はこのお店の死角を知っている。

だから簡単に万引きを出来る

怪しまれないように平然とした態度で...小物など安いものを買いお酒を盗む。

これが毎日続くのだ。本当に頭がおかしくなる。

そしてまた私はあの家へと帰った

お父さん「遅い!お酒を盗むのにどんだけ時間かかってんだ!俺はなるべく3分以内で帰ってこいと言ったよな?なんでそれが守れねーんだ!」

はる「3分じゃできないからもっと短くしてください」

お父さん「んじゃあ5分でいいよな」

はる「う、うんわ、分かった」

お父さん「よろしい ニコッ」


_このときのお父さんの笑顔はまるで昔のお父さんみたいに優しい笑顔だった。_


そして私は今日もお母さんから教えてもらった肉じゃがを作った。私はこの肉じゃがを作るとお母さんがいた頃を思い出す。



「いただきます。」


















この肉じゃがは少ししょっぱかった。






どうも!ダニ子です!

この度は2作品目のお話を読んでいただきありがとうございます!

まだまだこれからも投稿していくので何卒宜しくも願い致します!

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