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プロローグ
初めて、書きます。自信ないです。間違ってたら、ビシバシ言ってください
私が彼と出会ったのは小学3年生の時だった。田舎に暮らす曽祖父の葬式に出るために家族で曽祖父の家に泊まった。
曽祖父や葬式のことはあまり覚えていない。私が小さかったからだろうか、それとも、曽祖父との関わりが少なかったからだろうか。いや、多分、彼との出会いが大きかったからだろう。
庭の大きな池の石に座りながら、夜空を見ているあの美しい赤の人魚に目を奪われたからだろう。そして、彼との出会いが私の運命を変えてしまった。変えてくれた。