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リーマンのち若様?
社会人になって、責任感と生活の為に頑張ってたら
近年流行りのインフルエンザにかかりました
※熱が下がらない…
首から下も頭の中もだるくて、氷枕がぬるくなったと気がついて、瞼を上げた
薄暗い部屋に静かな室内
暑いよー
『頭あげて、ほいっ』
冷たい手がおでこにのった?
『せっかくアッチで苦労したご褒美にコッチに来たんだから、早くよくなりなよ』
ストローが口にあたって『飲める?』の声にぼんやりしてたら離れたストローから僅かな水分が口に入ってきた
『薬効いてきたかな?』
間接が痛くて、寝返りもつらい
脇に入れていたらしい何かを取り替えて、掛け布団がなおされた
『さ、もう少し寝て』
おでこにヒヤッと乗せられたのは、冷えピタッかな
開けるのもつらい瞼を閉じたまま
意識を手放した
誰だっけ?