るると幼稚園
るるは幼稚園に入園しました。
そんなある日先生からお電話を頂いて、
先生「今日はみんなで手を繋いで公園に行くことになり、
隣の子と手を繋いで~と言ったら、
るるちゃんは男の子と手を繋ぎたくないと言って、
頑なに拒み、男の子が泣いてしまって…」
と言うことでした。
るるに聞くと、
「なんで知らない男と手継がないと行けないの?
気持ち悪い!」
私「でもお友達だもんいいじゃない。」
るる「いつからあの子と友達になったの?
ただ一緒のクラスってだけじゃない、
友達じゃない、単なる知り合いでしょ。」
私「…たしかにそうだけど、
男の子は悲しい気持ちになったと思うよ。」
るる「じゃ今度は繋ぐよ!」
とわかってくれたと思います。
「るるちゃんって幼稚園児のオーラではないよね」
と他のお母さんから言われていましたが、
考え方が子供じゃない。
単なる友達って幼稚園児が言うかな?
このころからるるにはるるの世界があり、
人間としてのルール、人間として守ることは教えたけど、
無理に友達と付き合え、と言うのはやめました。
友達がなかなか出来なくて心配で、
子供には友達が必要だと無理に色々な子供と遊ばせて、
友達をつくる努力をしたり、
体が強くなると聞いたので、スイミングをやらせようと、
無理にスイミングに通わせたり、
当時の私は思い込みに囚われた、
「思い込み母親」でだめだめママでした。
しかし私の凄いところはその思い込みに気が付いて、
親のエゴを捨てて温かく見守ることにしたことです。
だって気が付いていないお母さんはたくさんいるでしょ?
子供の気持ちを考えてあげて、こんな私っていい母親じゃない?
でも実は私ぜんぜん良いママじゃありません。