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残り香

作者: 一宮みや

パート1:彼


「さてと、今日はどれにしようかな」

 鏡の前で、すっかり身支度を整えてしまうと、あたしは窓の外を見た。

 空は薄曇りだし、ちょっと湿気もありそう。ご飯食べてる時に天気予報が何か言ってた

けど、忘れちゃった。けど、この分じゃ夜には雨が降るかもね。

 てことは……、

「うーん。今日は、これだ」

 棚に並んだ香水達の中から、ジャンヌ・アルテスのサンタフェの瓶を取り上げる。アト

マイザーに移し替えた奴が残り少ないからだ。手早くアトマイザーの蓋を取ると、テキー

ラボトルのような瓶のキャップを外す。

 途端、ふわっとライムの爽やかな香りが溢れた。

 思わず、大きく深呼吸をしてしまう。

 サンタフェはスプレータイプじゃ無いのが難点だけど、じめじめした時にはもってこい

の爽やかな香りが特徴だ。手早くアトマイザーに移し替えて、シュッと一噴き。

 足首と、今日はミニスカートだから膝の裏と、後はブラウスをちょっと持ち上げて、胸

元にも、シュッ。

「ん、完璧」

 香水をつけるだけで、全身が爽やかなヴェールに包まれているみたいな気がするから不思

議。

 鏡に写る自分に、ちょっとだけ笑ってみせて、あたしは急いで家を出た。

 7時45分の電車に乗る為に。


 ホームの右側の階段を降りて3両目の後ろの扉側。あたしは毎朝、そこから乗るように

している。何故なら、そこには『彼』がいるから。

 滑り込んできた電車に胸が高まる。今からラッシュに揉まれるというのに、あたしは電車

の窓に映った自分の姿に身だしなみを整えてしまう。

 吐き出される大量の人々と、かき分けるようにして乗り込んでいく大量の人々。その攻防

に紛れるようにして、あたしはいつもの車両に乗り込んだ。

 空いてる席を探すよりも、『彼』を捜してしまう。

 と、いた。

 いつもの定位置。

 開いた扉とは反対側の扉に寄りかかるようにして本を読んでいる。いつもの『彼』。

 あたしは人波に流されるようにして、彼の側に、あくまで自然に流れていった。

 いい香り。

 彼の側に来ると、柔らかく甘い香りがする。

 なんだっけ?

 少し考えて、思い出した。バナナリパブリックのM。爽やかな柑橘系フルーツの、すっき

りとした甘い香り。

 うーん。

 思わず大きく香りを吸い込んでしまう。湿っぽい今日のような天気の日に、この香りを選

ぶなんて、……素敵だわ。

 しばらく目を閉じて香りを楽しむ。自然に頬が緩んでくるのを感じる。

 いけないいけない。端から見たら、これじゃ変な人だわ。

 努めて何気ない顔して窓の外を眺めたりして――。

 でも、彼はそんなあたしのことなんかには全く気付かず、ただ本を読んでいる。

 何の本かしら?

 毎朝見る度に、彼はドアに寄りかかって本を読んでいるのだけれど、カバーが掛かってい

るので内容までは分からない。どんな本を読んでいるのか分かったら、少しは彼のことが分

かる気がするのに……。

 カバーの書店名は彼が降りる駅にある大型書店の物が大半で、彼がどこに住んでいるのか

の決め手にはならない。少なくとも、あたしが乗る駅では無いし、多分ドア付近に立ってい

ることから、始発駅でも無いとは思うんだけど。

 毎朝、彼を見ているけれど、彼のことは何も知らない。何処に住んでいるかも、何歳なの

かも、何をしてる人なのかも。

 彼のことを気にしだして、もうどれくらいになるだろう。

 初めは、この車両、いい香りがするって思ったのよ。どこからだろうって香りの元を探し

たんだわ。香水の香りってことは分かったから、女の人だと思ったのよね。優しい甘い香り

だったから。その時は、何の香りか分からなかったけど、後でデパートの香水売場で確かめ

たら、ダナキャランだったのよ。それもレディス。

 けど、突き止めた時は、彼だった。

 ちょっとビックリしたけど、その日から、彼のことが気になったのよ。

 毎日毎日、彼の纏う香りは違ったわ。スーツを変えるように、ネクタイが違うように、香

りを変える。

 ダナキャランのメンズ。イッセイミヤケのロードゥイッセイプールオム。ブルガリのプール

オム。イブサンローランのライブジャズ。ヒューゴボスのエレメンツアクア。バナナリパブリ

ックのクラシック……。

 どれも皆、柔らかい優しい香り。爽やかで、すっきりとして、仄かに香る。

 彼の好みが知れるわね。

 あたしはそれから毎日仕事帰りにはデパートの香水売場に行って、彼の香りを確かめるよ

うになったんだわ。そして、自然と自分も纏うようになっていったの。

 あたしの香水好きは、彼のせい。おかあさんに「こんなに買って、あんたの体は一つでし

ょ。どこに着けるの」とか嫌みを言われるけど、ついいい香りがあったら買ってしまう。流

石に彼の着けている香りはメンズが多いので、あたしには似合わないから、同じ物を購入す

ることは出来ないけど、それでも、彼もこうやって香水を並べて楽しんでいるかもしれない

と思うと、嬉しい。

 きっと、彼は香水を沢山持っているんだろうな。毎朝鏡の前で、今日はどれにしようかっ

て選んでるに違いないわ。……あたしのように。

 そう思うと、ドキドキする。

 彼のことは何も知らないけど、読んでいる本を覗き込むことは出来ないけど、彼の纏う香

りで、あたしは彼のことが少しだけ分かるの。

 仄かに優しい、甘い香りの人。

 窓の外を眺めるようにして、流れていく風景に映る彼の顔を覗き見る。

 眉間に皺が寄っている。

 どうして、そんなに真剣な顔して本を読んでいるのかしら?

 いるわよね、漫画読んでいても苦虫噛み潰したような顔してる人って。きっと彼もそん

なタイプよ。顔は悪くはないけれど、そんなに人目を引く程のいい男って訳じゃない。髪

型だって、ムース付けて手ぐしで流しただけみたいな洗いざらしの髪だしさ。サラサラし

た前髪がメタルフレームの眼鏡に掛かっているのが、ちょっと鬱陶しいかな。きっと視力

は良くないわね。眼鏡取ると変な顔なのかも知れない。

 でも……、自然な焦げ茶色した髪が、朝の光に溶けているのは、綺麗。

 それは、彼の纏う柔らかな香りに惑わされているのかもしれないのだけど……。

 だって、彼には恋人だっているかもしれないし、もしかしたら結婚してるのかもしれな

いし。結婚していたって、指輪してない人っているものね。

 でも、それでも、あたしは彼を見てしまう。側によって、彼の香りを嗅いでしまう。

 彼の纏う香りは、実は恋人の趣味で着けている香りなのかも知れないのだけど……。

 それでも、仄かに香る彼の香りが、優しいから。

 彼の纏う香水は、どれも仄かで、微かに甘い。彼のことは何も知らないけど、でも、そ

れだけで、彼のことが分かる気がする。

 柔らかくて、仄かに甘いんだろうな、彼……。

 電車が次の駅に滑り込んだ。

 アナウンスが流れると、彼は本から顔を上げる。電車がホームに停止するまでには、本

はバックに仕舞われていて、彼は寄りかかっていたドアから身を起こしている。

 あっと思う間もない。

 ドアが開いた瞬間、彼はそのまま降りて行ってしまうのだ。

 たった一駅だけの時間の共有。

 それはつかの間の7分間。

 電車の窓から彼の姿を追う。彼は、当たり前だけど、振り返りもせずに、ジャケットのポ

ケットからカードを取り出しながら改札を抜けていく。

 いってらっしゃい。

 あたしはその背中に心の中で声をかける。

 それでおしまい。

 あたしは新たに乗ってきた人達に彼のいた位置を取られないように、空いたスペースに身

をねじ込んで、彼の真似してドアに寄りかかる。

 そこには、彼の香りが残っているから。

 甘い、良い香り。

 何処に住んでいるどんな人なのかも知れないけれど、毎朝の、ほんの一瞬のすれ違いなの

だけど。それでも、彼の香りはここにある。


 明日も、逢えるといいな。




*********************************************************


パート2:彼女


「さてと、今日はどれにするかな」

 髭を剃って顔を洗い終わると、洗面所の窓から外を見た。

 空は薄曇りだし、ちょっと湿気もありそうだ。飯食ってる時に天気予報は何とか言って

たけど、忘れちまった。けど、この分じゃ夜には雨が降るんじゃないかな。

 てことは……、

「うーん。今日は、これだな」

 棚に並んだ香水達の中から、バナナリパブリックのMを取り上げる。横長のボトルに半

分くらい残ってる。キャップを取って、胸に向けてシュッと一噴き。

 途端、爽やかなグレープフルーツとオレンジの香りが流れた。

 思わず深呼吸してしまう。

 いい香りだ。初めはスッとする清々しい香りだけど、すぐに優しい甘い香りに変わると

ころも気に入っている。

 スーツだとそろそろ汗をかく季節になってきたから、何処に着けようかと少し迷って、

結局膝の裏と肘とに軽く着けることにした。

 やはり男は仄かに香るくらいが丁度良い。……いや、それは女にも言えることだけどな。

 会社用に小分けしているアトマイザーをバックの中に放り込むと、髪を手ぐしで撫で付

け、手早くシャツを着替えて、ネクタイを締める。

 時計を見ると、もう出かけないとアウトだ。ジャケットを手にしたまま、俺は慌てて玄

関を飛び出した。

 7時24分の電車に乗る為に。


 改札抜けて一番ホームの3両目の後ろの扉側。毎朝、俺はそこに立つ。座る席を探す労

力が惜しいからだ。それに、俺の降りる駅までは30分弱だ。大した距離じゃない。ドア

に寄りかかって本でも読んでいたら、あっと言う間に着いちまう。

 それに、立っていると、少しだけ、良いこともあるし……。

 ふと、そんなことを思ったら、頭の中を『彼女』の顔が通り過ぎたので慌てた。

 良いこと、なのかな?

 それはよく分からないけど、『彼女』は、今日もいるだろうか?

 次の駅が近づいたことを知らせるアナウンスに、俺は読んでいた本から顔を上げた。

 俺の寄りかかっている扉とは反対側が開く為、ごった返す電車の中の人陰で、ホームに

立っている人の顔までは見えない。

 ホームに電車が滑り込む。電車が完全に停車し、圧搾空気の音が響いて、扉が開く。

 微かに、緊張が走る一瞬だ。

 勢い良く流れ出る人波。かき分けるように雪崩れ込む人波。そして、『彼女』がいた。

 ほっとする。

 何故だろう?

 思わずほっとした自分に、ちょっと照れてしまう。

 彼女はどう見てもOLだ。毎日会社に行くのに、同じ電車に乗っているのは当たり前の事

じゃないか。同じ時間、同じ電車、同じ方向。勿論、それは彼女だけではなく、きっと、こ

の電車の中には毎朝俺と同じ体験をしている人がいる筈だ。てゆーか、大部分の人とは、俺

は毎朝逢っている筈なんだ。

 それなのに、今日も彼女がいると分かったら、ほっとしてしまう。

 そんな自分が恥ずかしくて、――だいたい、彼女がいたからって、彼女は俺のことを何も

知らないんだぜ。じっと見てたら変態みたいじゃないか――俺は努めて何気ないふりをして、

手にした本に没頭する。

 と、すぐ側で、いい香りがした。

 人波に押されて、彼女が俺の側にまで来ている。電車が揺れると、微かに袖が触れる距離。

もしも今、電車が急ブレーキをかけたら、俺は彼女を抱き留めてやるのに……。

 誰か、投身自殺でもしないだろうか?

 ふとそんなことを考えてしまう自分が疚しい。

 心の中で少しだけ自嘲して、馬鹿な考えを追い出すように彼女の香りに集中する。

 今日の香り。これ、なんだっけ?

 ちょっと考えて、思い出した。ジャンヌアルテスのサンタフェだ。爽やかなライムの香り。

そうか、今日は薄曇りの蒸し暑い日だからな。こんな日に纏うには、いい香りだ。

 彼女の選択の良さに、少しだけ頬が緩む。

 いかんいかん。これじゃ端から見たら変態じゃねーか。

 むずむずする唇を引き締めて、本を読むふりを続ける。

 そう、俺は彼女が乗ってきた時から、本を読む暇が無いのだ。彼女のことが気になって、

本に集中出来ないんだ。

 いつからだろう。彼女の存在に気付いたのは。

 俺は昔から香水が好きだった。特に柑橘系の爽やかな香りや、清々しい柔らかい香りが好

きで、だから、そんな香りをさせている人をみると、つい確かめてしまうんだ。

 彼女は、いつの頃からか香水の香りをさせていた。初め、あれ、どこからかいい香りがす

るって思ったんだ。この車両は俺が今の会社に勤めだしてからずっと乗っている。だから、

彼女が後からこの車両に来たのは事実だと思う。初めは気付かなかった。それがここ最近、

彼女の存在に気付いたんだ。

 いい香りがしたから。

 引っ越してきたとか、たまたま車両を変えただけだとかも考えられるが、彼女はこの春か

らこの電車に乗っているんじゃないかと思う。若いし。大学卒業したばかりかなってところ

で、二十歳前半かなって勝手に推測しているんだが、どうだろう。

 しばらく香水の香りをさせていなかった(俺が気付かなかった)ことから、ここ最近着け

始めたと推測して、……彼氏でも出来たのかもしれない。

 あ、……少し暗い考えになってしまった。

 けど、彼氏がいようがどうしようが、彼女の纏う香は爽やかで優しくて、朝の鬱陶しい通

勤ラッシュの一時を和ませるのは事実だ。

 初め、何を着けていたんだっけ。俺が気付いた時、そう、エスカーダのリリーシック。ゆ

り、かな。花の香りが清々しくて、どこのどいつがこんな香りをさせてるんだと思って、本

から顔を上げたら、彼女がいたんだ。すぐ側に。

 小さくて可愛い女の子。二十歳は過ぎてるとは思ったけど、女性って言うよりも、女の子

って感じがした。淡い色のスーツに柔らかな香りはよく似合っていて、ああ、センスいいな

ぁこの子って思ったんだ。

 それからだ、彼女のことを気にするようになったのは。

 いつも同じ車両に乗り込んで来るし、多分こっちの扉が開く駅で降りるんだろうけど、俺

の側にいつも立っている。柔らかな、それでいて可愛らしい香りを、仄かにさせながら。

 そう、彼女の纏う香りは、柔らかくて優しくて、どれも少し可愛いんだ。

 エリザベスアーデンのグリーンティ。ドルチェ&ガッパーナのライトブルー。ラウラビア

ジョッティのラウラ。ジャンヌアルテスのサン。ダナキャランのレディス……。

 爽やかで、主張しすぎない香達。けして着け過ぎることなく、側にいると仄かに香る。

 彼女の趣味の良さが分かるね。

 勿論、それは彼氏の為にしていることなのかもしれないし、俺がこんなこと勝手に思って

るのがバレたら、どんな目で見られるか分かったものじゃない。

 けど、……それでも。

 何気なく窓の外に目をやるふりをして、流れて行く風景に映る彼女の顔を盗み見る。

 サラサラの髪に、健康的な白い肌。淡い色の口紅に彩られた小さな唇は、少し厚めで、垂

れ気味の眉は薄めで、黒目の多い大きな瞳は、ちょっと眠そうだ。

 けして美人とは言えないけど、可愛い感じの子。

 彼女はどんな人なんだろう。同じ車両に毎朝乗り合わせるだけの人。いつもいい香りをさ

せていて、きっと香水が好きなんだと思う。纏う香は毎日服装に合わせて変えているから、

彼女は香水を沢山持っているんだろうな。毎朝鏡の前で、今日はどれにしようかって選んで

るに違いない。……俺みたいに。

 そう思うと、ドキドキする。

 彼女のことは何も知らないけど、彼女の纏う香りで、俺は彼女のことが少しだけ分かる気

がする。

 仄かに優しい、甘い香りの可愛い人。

 それは、彼女の纏う柔らかな香りに惑わされているのかもしれないのだが……。

 でも、それでも、俺は彼女が気になってしまう。側に寄られると、彼女の香りを嗅いでし

まう。

 彼女の纏う香りは、どこの馬の骨かもしれない彼氏の為に着けている香りなのかも知れな

いけどな……。

 それでも、仄かに香る彼女の香りは、優しいから。

 柔らかくて、仄かに甘いんだろうな、彼女は……。

 電車が次の駅に滑り込んだ。

 夢から覚ますように、冷酷なるアナウンスが流れる。俺は本をバックに仕舞い、寄りかか

っていたドアから身を起こしてドアに向かって立った。

 彼女の乗ってくる駅から、俺の降りる駅までは、たったの一駅。

 あっと思う間もない。

 たった一駅だけの時間の共有。つかの間の7分間。

 背を向けていても、彼女の香りを感じる。

 離れるのが辛いぜ。毎朝毎朝、後ろ髪を引かれる思いでいっぱいだ。

 けど、ドアは開く。無情にも。

 俺は深く溜息を吐き出すと、気を引き締める。

 行ってきます。

 俺は心の中で呟いた。

 微睡むような良い香りの中から、容赦なく突き落とされるようにしてホームに降り立つと、

今度は改札を目指して進む波に乗って、もはや意識の外の動きでジャケットのポケットから

カードを取り出す。

 背後で電車の扉が閉まる音がした。改札を抜ける頃には、電車は滑り出している。

 そして、俺は一度だけ、彼女の姿を見る為に振り返る。

 既に電車は走り出した後だ。彼女の姿はガラスに寄りかかった服の色でしか判別がつかな

い。

けれど、それでも、つい振り返ってしまう。

 これが精一杯。

 だって、まだホームに電車がある内に振り返ったら、馬鹿みたいじゃないか?

 彼女はどこまで行くのだろうか。

 何処に住んでいる、どんな人なのかも知れないけれど、毎朝の、ほんの一瞬のすれ違いな

のだけど。それでも、彼女の香りは、まだ覚えている。


 明日も、逢えるといいな。


FIN


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― 新着の感想 ―
[一言] 読み応えは充分にあります。 でも自分的には内容が少し物足りなかったかなと思ぃました
[一言] 話はいい感じなんですが、今一歩足りない気がします。まず、女性も男性も口調が統一されておらず、違和感を感じる部分がある事。それに関連して両者の人物像が把握しにくい、またはブレを感じる事。更に、…
感想一覧
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