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Homing Hacker  作者: 如月


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こんにちは!僕の部下さま!

新しく僕の部下ができるんだって!部下?しもべ?わかんないけど、まぁいっか!今回は少しばかり長いんだけど、最後までちらっと見てくれたら嬉しいな!ちなみに1話から連続で同じ日にでてるのはサービスだよ!





この前から一ヶ月が経った。仕事もやけくそになってロフトから離れてアビリファと言われる超大森林へと飛行した。



「はぁ~あ、雑魚でもいいから仲間が欲しいな…なんて。僕も雑魚のうちなんだけど…」


降り立つ。 少し歩いてみる。


「やっぱり最近の森はあまりいい風がふいてないな。すぐ離れるべきか」


その瞬間矢が飛んでくるがふっと避けた。


「誰だ!」


その瞬間毒瓶が投げられる。


「お遊びじゃ済まないぞ!!」


とんできた方角に飛びつき、果物ナイフを当てる。手に力が込められ、持ち手が割れそうになっている。


「ひ、ひいっ、!半鳩の者よ、悪かった!」


「一体どういう…ゴブリン?雑魚モンスターがなんで…」


「最近天狗の者に襲われていたんだ、鳩も追い討ちに来たのかと思ってっ、!」


「そうだったのか、すまなかった、」


ゴブリンは少しもじもじしたあと少し顔を背けて言った、


「つ、強き鳩の者よ!頼みがある、!」


…少し嫌な予感がしながらそれを聞くことにしてみた。


「なんだ、ゴブリンよ。」


「我がゴブリンの里を助けてはくれないか!」


どうしてそんな面倒なことを、やりたくない…めんどくさい… しかし必死そうな目で訴えてくるゴブリンをみていると、滅ぼされた隣街のことを思い出した。



「…仕方ない、やろう。」


「本当ですか、!案内いたします、こちらに、!!」


それについていく。僕も甘くなったものだと考えながら悲惨な光景を見る。街には血痕、負傷者がいるであろう小屋はぼろぼろ。ほとんどのゴブリンが怪我をして死にかけていた。


「僕は治療に不向きだぞ…」


どうすればいいのか、と悩みながら思考していた。その瞬間後ろから羽音が聞こえて、僕に言った。


「あの時見せた俺の魔法、お前は知ってるんだろ?」


その声に驚いて振り返る。しかし誰もいなかった。


なんだ、気のせいか。遠くへ飛んでった彼がこんな近くにいるはずもないか。

そういえば、あの時僕が転んだ時に彼は回復魔法をかけてくれたんだっけ。


「やってみる価値はあるか…」


怯えるゴブリンらの手を優しく握り、背中の翼を大きく広げる。


彼が翼をゆっくりと羽ばたかせると、羽の間から暖かな光の粒子がこぼれ落ちます。それは、鳥の性質を継ぐ者が使える「安らぎの治癒魔法」と呼ばれるものだった。


…あれ? ベルドヴァが使ってた魔法とちがくない?


光が傷口に触れると、天狗の風が残した深い裂傷が、みるみるうちに塞がっていく。



「あ……痛くない。温かい……」



「水は飲める?」



天狗への恐怖で凍りついていたゴブリンたちの心は、献身的な介抱によって、次第に解きほぐされていった。

あるゴブリンが申し訳なさそうにはなしかけてきた。



「鳩の者よ、俺たちは汚いし、嫌われ者のゴブリンだ。どうしてこんなによくしてくれるんだ?」



少しだけ首を傾げ、鳩のようにパチクリと目を瞬かせると、困ったように微笑みました。


「鳩は、平和の象徴だと言われているだろ。僕には半分その血が流れている、だから傷ついた人を放っておく理由なんて、どこにもないんだ」


「それに、親友を救えなかった分、ほかの人を助けたい。」



すべての治療を終える頃には、夕日が村を赤く染めていた、寒くなりだしていく。


そっと立ち上がり、空を見上げた。

まだ天狗の気配が遠くに残っていたが、彼は怯える必要はなかった。


「薬草を置いておくよ。もしまた痛むようなら、これを使って。」


ゴブリンたちは、恩人の僕を囲んで引き留めようとしてきた。


その瞬間再び空が鳴り、突風と共に強欲な天狗たちが戻ってきた。



「まだ生きていたのか、緑の屑どもめ。ここは我ら天狗の新たな修行場よ!」



山を裂くような咆哮とともに、三人の天狗が団扇うちわを振りかざし、空から急降下してくる。


ゴブリンたちは悲鳴を上げ、身を寄せ合っている。


その時、彼らの前に割って入ってしまった。


面倒くさいのは嫌なはずなのに、身体が先に動いて…



「止まっていただきたい! これ以上、彼らを傷つけることはこの僕が許されない!」



ハストは大きく翼を広げ、立ち塞がった。


天狗たちは鼻で笑う。



「半人鳩だと? 鳩ごときが、この風の主である我らに意見するか!」



天狗の一人が団扇を振り抜くと、岩をも砕く暴風の刃が放たれた。しかし、ハストは逃げず、強く目を閉じる。


「平和の結界ピース・ガーデン!」


瞬間、僕を中心に柔らかな光のドームが広がり、天狗の暴風を霧のように霧散させた。


鳩の血を引くハストの魔力パケットは、攻撃こそできない。


だがしかーし!!自己防衛機能がある!


「争いのエネルギー」を無効化する絶対的な守りの力を持っていた。



「な……何だと!?」



「天狗、あなた方の風は鋭すぎて、悲鳴を上げてるよ。」



ハストは結界の中から、静かに空へ舞い上がる。


戦うためではなく、包み込むために羽ばたいていく。


ハストが翼を激しく振るうと、辺り一面に白い羽毛が雪のように降り注いだ。


その羽毛に触れた瞬間、天狗たちは猛烈な「眠気」と「穏やかな気持ち」に襲われた。


戦意が削がれ、団扇を握る力が抜けていく。



「くっ……体が……動かん……」


「おやすみなさい。目が覚めたら、この村の美味しい木の実を一緒に食べようね!」


ハストの慈愛に満ちた魔力に抗えず、天狗たちは地面に降り立ち、そのまま深い眠りについていった。



嵐が去った後の静寂の中で、ゴブリンたちは呆然としていた。


自分たちのような弱者を守るために、強大な天狗を退けた半人鳩。


「ハストさん……あんた、凄いや……」



一人のゴブリンが震える声で言うと、ハストは着地し、少し照れたように鳩っぽく首を傾げた。



「こ、……こ、…… こわかったああああ!! すっごいこわかった、!!」



それまでの凛々しい姿はどこへやら、ハストはその場にヘナヘナと座り込んでしまった。


鳩の性質を持つ僕は本来、とても臆病で争いごとが大の苦手。


「ハストさん!? 大丈夫か!?」


ゴブリンたちが慌てて駆け寄ると、ハストは涙目で首を振りました。


「い、胃が痛い……。あんなに大きな武器を持つ天狗たち、初めて見た……。もし結界が破れてたら、今頃僕は焼き鳥に……」



そんな情けない弱音を吐くハストを見て、ゴブリンたちは顔を見合わせ、それからドッと笑い声を上げた。


自分たちのために、こんなに怖がりな人が命がけで戦ってくれたのだと知り、ゴブリンの胸が熱くなった。


「ハストさん、今日はもう休んでくれ。俺たちの村で一番ふかふかのわらを用意するから!」



その夜、ゴブリンの村では、ささやかながら温かい宴が開かれたらしい。


村の広場には焚き火が焚かれ、ハストの前には、ゴブリンたちが集めてきた甘い木の実や、冷たい湧き水が山ほど並べられた。


ハストは、ゴブリンの子供たちに翼を毛づくろいされながら、ようやく人心地ついた表情を見せた。



「……おいしい。やっぱり、喧嘩をするより、こうして何かを食べている時が一番幸せでだなぁ…」



焚き火の爆ぜる音と、ゴブリンたちの賑やかな話し声。


天狗がまた襲ってくるかもしれないという不安もあったが、今この瞬間、自分を頼りにしてくれる仲間たちが周りにいることが、ハストの心を何よりも癒してくれたんだ。



夜が深まると、ハストは用意された藁のベッドに横たわりました。


「……明日の朝、天狗たちが起きたら、なんて言おうかな……」



そんな心配を口にしながらも、ハストのまぶたは重くなっていく。


ゴブリンの村を守り抜いた心地よい疲労感に包まれ、ハストは鳩のように丸くなって、幸せな寝息を立て始めた。



村の入り口では、回復したゴブリンたちが、恩人がゆっくり眠れるようにと、手製の槍を握って一生懸命に見張りに立っていました。

ハストにとって、そしてゴブリンたちにとっても、それはこれまでで一番安心できる、穏やかな一夜となったんだって。


翌朝、ハストが目を覚ますと、目の前には信じられない光景が広がっていた。



村中のゴブリンたちが、老いも若きも全員、彼の寝床の前に整列して跪いていた。  


昨日戦った天狗たちは、僕の魔法の影響か、まだ遠くの木陰でいびきをかいて眠っています。


「あの……皆、おはよう。どうしたの…そんなに畏まって?」


もんのすごくいやなよかんがする。



ハストが寝癖のついた翼をパタパタさせながら起き上がると、村で一番の長老ゴブリンが、震える手で古びた杖を差し出した。


 どうせこの村の村長とか、守護者になれって言うつもりじゃ…


「ハスト様。我ら一同、一晩中話し合いました。……どうか、この村の『王』になってはいただけないでしょうか」

 

「ええっ!? お、王様!?」



驚きのあまり、鳩のように「クルゥッ!?」と素っ頓狂な声を上げて跳ね上がった。


「ままま、まってよ!無理、無理だよ! 僕ただの半人鳩ですし、そもそもとっても臆病なんだよ!王様なんて、もっと強くて、威厳のある人がやるべきだから!」



ブンブンと激しく首を振った。


しかし、昨日ハストに助けられた若いゴブリンが、真剣な眼差しで訴えかけてきた。



「違うんだ、ハストさん。俺たちが欲しいのは、誰かを力でねじ伏せる王じゃない。あんたみたいに、俺たちの傷を治してくれて、怖がりながらも盾になってくれる……そんな『優しい王様』なんだ」



「そうです。あんたがいてくれたら、天狗とも、他の種族とも、きっと戦わずに済む道が見つかる。俺たちはあんたについていきたいんだ」



ゴブリンたちの目は、これまでに見たことがないほど澄んでいて、希望に満ちていた。


彼らは長い間、忌み嫌われる種族として、暴力と恐怖の中でしか生きてこられなかったのだ。


ハストは困り果てて、自分の灰色の羽をいじる。


(王様なんて自信ない……。でも、ここで私が断ったら、このゴブリンたちはまた怯えて暮らすことになるのか……?)



僕は、木陰で眠る天狗たちと、目の前で期待に目を輝かせるゴブリンたちを交互に見つめた。


そして、ふぅ、と大きくため息をつくと、少しだけ背筋を伸ばしました。


「……王様、というのは自信が無いんだけど、『村の守り人』としてなら、ここにいてもいいかな。その代わり、僕の言うことはちゃんと聞いてよ? 喧嘩は禁止、村の掃除は毎日すること!」 


その言葉を聞いた瞬間、村中に地鳴りのような歓声が響き渡りました。


「ハスト王、万歳!」


「鳩の王様、万歳!」


「あわわ、だから王様じゃなくてっ!……もう、皆話を聞いて!」


ハストは顔を真っ赤にしながら慌てふためいたが、その表情にはどこか安心したような笑みが浮かんでいた。


こうして、世界でも珍しい「半人鳩が治めるゴブリンの村」が誕生した(うまれた)




こんばんは!だぜ!あとがきに参戦したのはこの俺!ベルドヴァだ!にしてもビックリだなぁ、見たかよ、彼奴俺より上位の魔法を使いやがったぜ?って!彼奴ゴブリンをしたがえたのかよ!?あーあー!俺も村寄っときゃよかったぁ!オウサマなりたかったのに……って!こんなことしてられっか!俺は次の旅へ行くぜ、また次も読んでくれよ!じゃあな!


読者様へ、ご清覧ありがとう御座いました。

次回も読んでいただければ幸いです。ご感想等お待ちしております。そして1話から少しばかりですが長くなっております。

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