第40話「春の訪れと、桜のムースタルト」
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温かい目で見守っていただけると幸いです<(_ _)>
カフェの朝、翔太は厨房で完成した「桜のムースタルト」をカウンターに並べる準備をしていた。桜の淡いピンク色が美しく、見るからに春の訪れを感じさせるデザインが特徴的だ。リリィ、レオン、ルナもそれを見ながら期待に胸を膨らませていた。
「これは本当に美しいわね、翔太。見た目だけでお客さんが喜んでくれそうだわ」
リリィがそう言って微笑むと、翔太は少し照れながらも自信を持って答えた。
「ありがとう、リリィ。でも、見た目だけじゃなく、味も楽しんでもらえるように工夫したんだ。桜の香りとムースの軽さが絶妙にマッチしているはずだから、きっと気に入ってもらえると思うよ」
レオンも、その一品が完成したことでほっとした表情を浮かべた。
「これなら、お客さんたちも喜んでくれるはずです。春らしい雰囲気を楽しんでもらえると思いますよ」
*****
いよいよカフェがオープンし、「桜のムースタルト」がメニューに並べられた。常連のお客さんも、初めて来たお客さんも、その春らしいスイーツに目を奪われ、次々に注文が入った。
「うわぁ、これは綺麗ね! 春の香りが漂ってくる感じがするわ」
「桜のスイーツって、季節感があって素敵だね。早速食べてみようか!」
お客さんたちの期待に満ちた声がカフェ内に広がり、温かな空気が流れていた。リリィやルナがその様子を見守りながら、スイーツを運んでいく。
「こちら、桜のムースタルトです。ぜひごゆっくりお楽しみください」
お客さんがひと口食べると、桜の香りが口いっぱいに広がり、ムースの軽やかな食感が心地よく続く。淡い甘さが、まるで春の風のようにさわやかで、彼らの顔には自然と笑顔が浮かんでいった。
「これは……素晴らしいわ! 桜の香りがしっかり感じられて、でも全然重たくない。まさに春を感じさせる一品ね」
「ほんとに美味しい! こんな桜のスイーツ、今まで食べたことがないよ。季節限定ってところがまたいいね」
お客さんたちの反応は上々で、店内には満足した声があちこちで聞こえてきた。翔太たちもその反応を聞きながら、胸の中に温かな達成感を感じていた。
レオンは、今回の「桜のムースタルト」が好評であることに喜びを感じつつ、次なる目標に向けて自分のスイーツ作りにさらに意欲を燃やしていた。彼は旅で学んだことを基に、もっとカフェに貢献したいと考えていた。
ある日の閉店後、レオンは翔太に相談した。
「翔太さん、僕、もっといろんなスイーツに挑戦してみたいんです。今回のタルトは成功しましたけど、これに満足せずに次のステップに進みたいんです」
翔太はレオンの情熱を感じ取り、彼の成長を喜びながら答えた。
「そうだな、レオン。君ならもっといろんなことに挑戦できると思う。自分のスイーツ作りのスタイルを見つけるためにも、どんどん新しいアイデアを試していこう」
レオンはその言葉に勇気をもらい、さらに精進することを誓った。彼は、今回の成功に甘んじることなく、次なる目標に向かって動き始めた。
*****
新作のスイーツが成功を収め、カフェが忙しくなる中で、翔太とリリィの絆もますます深まっていた。二人は日々の仕事に追われながらも、少しずつお互いの気持ちを確認し合っていた。
ある晩、カフェの閉店後、リリィがふと翔太に話しかけた。
「翔太、今日も忙しかったわね。でも、お客さんたちが満足してくれるのを見ると、すごくやりがいを感じるわ」
翔太は笑顔で頷き、リリィに感謝の気持ちを伝えた。
「本当にそうだな。君がいてくれるから、カフェもこうして順調にやっていけてるんだ。いつもありがとう、リリィ」
リリィはその言葉に少し照れながらも、優しく微笑んだ。
「私も、翔太と一緒にカフェを盛り上げていけることが何より嬉しいの。これからも、ずっと一緒に頑張っていきたいわ」
二人は静かにお互いを見つめ合い、カフェの未来についてゆっくりと語り合った。彼らの絆は確実に深まり、カフェと共に成長していく未来を共に描いていた。
*****
「桜のムースタルト」が大成功を収めたことで、翔太たちはさらに新しいメニュー作りやカフェの成長に向けて動き出していた。彼らは季節ごとのスイーツを大切にしながら、常連のお客さんにも、初めて来るお客さんにも楽しんでもらえるカフェを目指していた。
「これからも、季節に合わせたスイーツでお客さんを驚かせたいね」
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