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6・白き竜

 もう一人(?)の主人公登場ですわ。だけど短いですわ

 祐二が行動を開始した頃、祐二が居る森から離れた山奥の洞窟で、目を覚ます存在がいた。

「ふぁ~…良く寝た」

 欠伸をしながらそう言うその存在。真っ白な体に二つの空色の瞳と後頭部に乳白色の二本の角とを持ち、両手には鋭い爪が飛び出た手袋を填め、首元にはマフラーの様なスカーフを付けた金色の首輪を填めており、額にはゴーグルを填めていたその存在、祐二が求めている伝説の生き物ドラゴンであった。

「何か変な夢を見たな…僕とよく似た金色のドラゴンが、『君の心の波長が合うパートナーが現れる』とか言ってたけど…かれこれ三百年程探しているけど、未だに見つからないんだよね…」

 声変わり前の男の子の様な声で喋るドラゴン。声からして若そうだが、実際は三百年以上生きているドラゴンなのであった。

「でもまぁ、久しぶりにやってみるか」

 そう言うとドラゴンは、精神を集中させた。

「スキル発動・『探知』! 対象は僕の波長の合うパートナー」

 ドラゴンはスキルを発動させた。それは地球の技術でいえば、レーダーの様な物で対象を探知する能力であった。

「…!!! 居た…ここから三十キロ程離れた森の中に居る…僕のパートナー」

 ドラゴンは興奮した様子を見せた。

「やっと会える…三百年も待った僕のパートナー…」

 ドラゴンは洞窟を出て、大きな翼を開いた。そしてその翼で羽ばたいて空に浮かび上がる。

「待ってて、僕のパートナー! 今から会いに行くよ!」

 ドラゴンは感知した方角の森の方へと、文字通り飛んで行った。


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