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105・エリスへの質問

 今回は話の区切りの為に、滅茶苦茶短いですわ。堪忍…

「…っとまあ、これが私達が銃を会得した話の全てだよ」

 リリアが話を締めくくった。

「……」

 その衝撃的な話の内容に、第六チームのメンバーは言葉を失う。そんな第六チームにシャロンは言う。

「それでも銃が欲しいっていうなら、俺に言えば良いさ。任務の段取りをしてやる…さて、任務も終わったし、そろそろ帰るぞ」

 シャロンが言うと、第七チームのメンバーは銃の安全装置を掛けて、森の出口の方へと歩き出した。第六チームもその後に続こうとする。

「エリス、少し待ってくれないか?」

「!」

 シャロンはエリスを呼び止めた。

「他の皆は先に森の外へと行っていてくれ」

 シャロンにそう言われ、シャロンとエリス以外のメンバーは、その場を離れた。皆が居なくなると、エリスが口を開いた。

「何ですか…シャロン様…」

 先程の話が尾を引いているのか、美少女とも言えるその表情は暗かった。

「今の話を聞いて、俺の事をどう思った?」

「……」

「怖いか? 人殺しをした俺が…でも何時かはお前もやる事になるんだ。俺を好きになるなら、俺の『人を殺す覚悟』の部分も受け入れるんだ」

「……」

 それに対してエリスは答えなかった、否、答えられなかった。

「…答えは急がなくても良い…ゆっくり考えろ…皆の元へと行くぞ」

 シャロンがそう言って足を進めると、エリスは顔を俯かせながら、その後に続いた。その後森を出てヨハンやメンバー達と合流し、エルセラに帰る為に飛行をしたが、エリスはシャロンに何も言わなかった。


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