疲れました
やっと今日の本題に移った。ドレス、スカートは窮屈だし動きにくいから嫌いだ。なぜドレスはコルセットでウエストを締めるのか意味不明だし、スカートもそうだけど動きにくい。
それに比べてズボンははきやすいから楽だ。まあこんなこと考えているくらいだから女に見られないのよね。見られなくていいけど。
テーブルに置いてあるスーツはどれも上物だ。生地に触ってみると触り心地がいい。
「じゃあ早速シャツ着てから、スーツの試着しましょうか。」
王女の一声で侍女が近づいてきた。彼女の手にはシャツが。
もうへとへとに疲れているのに王女殿のやりそうなことが頭に浮かぶ。
「自分で着替え…」
「はいはーい。それじゃやりましょうか。」
って相変わらず人の話を聞かない。
身ぐるみはがされ、スーツに着替えられた。
「いやーん!かっこいい!やっぱり男装似合うわ。ああもう鼻血でそう。」
目がいっていた。頬はほんのり赤く、私より身長が低いため上目づかいで見つめてくる。
これ、男相手にしたら確実にお持ち帰りされてしまいそう…
私の杞憂は気づかれることはなかった。私の周りをぐるぐる回る王女殿下。なにか最終確認でもしているのだろうか。私としては動きやすいし、十分立派なものだ。正直ワインをこぼされたあのスーツよりも着やすい。価格としてもこちらの方が十分たかいだろうと野暮ったいことを考えながら
「着心地いいですし、大丈夫です。」
と言った。
「これもいいけどまだあるから試着しようか。」
上目づかいプラス、うるんだ瞳プラス、美少女がにっこりほほ笑んだ。少女とは失礼だろうが外見は美少女だから内心で思っている分には大丈夫だろう、おそらく。
これで普通にしていたらモテるだろうに。性格が残念すぎるわ。
「ここはこうしたほうが女性らしさがでるわね。」
ぶつぶつつぶやく王女殿下。
「もういいわ。スーツは修正しないといけないからやり直すわ。だからこのドレスに着替えてちょうだい。」
ずい、と腕をのばして押し付けられた水色のドレス。これを着ろというのか。マイメードタイプで体のラインが強調されたドレスだ。
「もう、帰りますので…。」
試着のスーツを脱いで、自分が着ていた服を探すのだが。
ない。
どこにもない。
「侍女に回収させましたわ!」
オホホホホホホと笑う王女殿下。彼女の瞳が雄弁にしてやったりと語っている。いかがしようか。
「諦めてこれを着なさい。ウフフフフ。」
と若干不気味な笑いをしながら着ていたスーツを脱がす。脱がす。
もうどうにでもなれ。
としか思えなかった。
かなり遅くなって申し訳ないです。
ここ最近忙しいのでまた更新がおそくなるかもしれません。
またこれはかなり文章ぐだぐだなのでちょいちょい書き直します。(いつものことですが)




