学校での苦難3
この章で「学校での苦難」は終わりです〜
俺は部活には入っていない。そんなこと言うまでも無いのだが…読者諸君は分からないだろう。部活の意味の無さを。
そもそも私的な時間をわざわざ削って、教師の下に付くなんて考えるだけで背筋が凍る。
故に俺は部活に入っていない訳だ。
「将軍。今日お前部活か?」
勿論俺は友達がいない訳ではない。一緒に帰りたい時もあるのだが…
「ああ!乙女よ!我が卓球部に入らないか?」
聞く耳持たないみたいだ。俺は暑苦しい将軍を振り払って教室を出る。
「じゃあな将軍。生憎、俺は今は乙女だからよ〜卓球なんてやってられねえんだよ」
若干本音を言ってしまったがあの将軍だ。まあばれやしないだろう。
俺はとっとと帰る。
のだが、校門には今朝見た顔。そう出部子が立っていた。
「あら、詫助!一緒に帰ろっ!」
とまあ美少女が言うのだが…俺は今は女。レズになってしまう。
まあ無視をして帰ろうとする。無論出部子は着いてくるし、同時に美少女と女が仲良く帰っているように見える。
「詫助君!私ね皆に驚かれちゃった!私ってそんなに可愛いかしら?」
「あー、出部子お前、今は可愛いが今限定だからな」
「きゃっ!詫助君に可愛いって言われちゃった!!」
あーうるせえ婆だ。
こんな暑苦しいのに、元の姿に戻られたら地球の温度が3℃くらい上がんじゃねえか?
「あ、私ちょっと買い物行くからここでね!詫助君じゃーねー!」
とまあ、暑苦しい美少女は消えた所だ。久しぶりにラノベを読もう。
「今日はいろんな事がありすぎて疲れた…」
疲れた体に鞭を打ってラノベを読みながら道を歩く。
昨日は1人でラノベを読みながら歩いていた。勿論今は昨日と同じように読んでいる。ただ、状態が大分違うけどな…
俺はそんな事を思いながら今日1日な終わりの合図。ドアのぶに手をかけた…
数学的思考無視!