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第7話 決勝戦 全国頂点の4人激突

全国市区町村カードバトル!全国大会編

第7話 決勝戦 全国頂点の4人激突

会場は史上最高の熱狂に包まれていた。巨大スクリーンに「決勝戦 第47回全国市区町村カード大会 高校生の部 最終テーブル 上位1名が全国1位」と金色の文字が輝く。決勝はベスト4による4人テーブル対戦――5ラウンド終了時のポイント最多1名のみが全国1位となる特別ルールだ。中央の特設テーブルに座るのは、準決勝を勝ち抜いた4人のファイナリスト――

誠一(三重県代表)

香奈(奈良県代表)

玲央(兵庫県代表)

瑞希(福岡県代表)

香奈は冷静沈着なカード選択を行う人物。玲央はバランス型戦略家。瑞希は運が全てと語る自信家。誠一は深呼吸して座った。「4人決勝……ポイント最多1人だけが優勝。みんな強敵だけど、絶対に全国1位を取る!」観客席の最前列は予選からの仲間たちで埋め尽くされていた。

祐奈はうちわを固く握りしめ、頰を赤くしながら「誠一……決勝よ。4人の中で1位になってよね……バカ」

瀬奈は立ち上がって「おーい誠一!! 全国1位はあんたしかいない!!」

亜沙は眠そうに「えへへ~、4人決勝やね~。誠一はん、残り手札でぶちかましてや~」

涼子は「誠一くん、一番目立って優勝しちゃって♡」

神与は祈るように「誠一さん……全国1位になってください♡」

明日奈は「1位になってよ!応援してる!」

綾葉は「4人の面積対決、最高に熱いわ♡」

琴美は「お兄ちゃん、全国1位取ってー!!」

先生は大きく手を振って「誠一くん! 4人決勝でも、あなたの作戦で勝っちゃいなさい~!」

『決勝戦 開始! 初手5枚ドロー!』

共通ボックスが徹底的にシャッフルされ、4人にランダムで5枚ずつ配られる。

誠一の手札:

・白山市 (754km²)

・只見町 (747 km²)

・南アルプス市(264km²)

・南大東村(30km²)

・嵐山町(29km²)

「強いカードが2枚、中堅が1枚、小さいのが3枚……誘いで相手の強カードを吐き出させて、最後にまとめてポイントを!」

『第1ラウンド オープン!』

誠一 → 南大東村(30km²)(誘い)

香奈  → 鏡野町(419km²)

玲央 → 中頓別町(398km²)

瑞希  → 標茶町(1099km²)

瑞希が最大。「ポイント、瑞希選手!」

スコア:誠一0 香奈0 玲央0 瑞希1

『第2ラウンド オープン!』

誠一 → 嵐山町(29km²)(さらに誘い)

香奈  → 市(427km²)

玲央 → 市(558km²)

瑞希  → 五條市(292km²)

玲央が最大。「ポイント、玲央選手!」

スコア:誠一0 香奈0 玲央1 瑞希1観

客席の祐奈「誠一の誘いが効いてる……みんな広大なのを早めに出してるわ!」

『第3ラウンド オープン!』

誠一 → 白山市(754km²)

香奈  → 西之表市(205km²)

玲央 → 余市町(140km²)

瑞希  → 太宰府市(29km²)(温存モード)

誠一が最大。「ポイント、誠一選手!」

スコア:誠一0 香奈1 玲央1 瑞希1

観客席が沸く。瀬奈「よし!! 誠一もポイント取った!!」

『第4ラウンド オープン!』

誠一 → 只見町 (747 km²)

香奈  → 佐渡市(855km²)

玲央 → 滝川市(115km²)

瑞希  → 上小阿仁村(256km²)

香奈が最大。「ポイント、香奈選手!」

スコア:誠一1 香奈1 玲央1 瑞希1

『第5ラウンド 最終ラウンド オープン!』

誠一 → 高山市(2177km²)(最後の切り札)

香奈  → 七ヶ宿町(263km²)

玲央 → 鳥取市(765km²)

瑞希  → 佐久市(4km²)

誠一の高山市が圧倒的トップ!「ポイント、誠一選手!」

最終スコア:誠一2 香奈1 玲央1 瑞希1

ポイント最多 誠一(2ポイント)!!

決勝ルール通り、ポイント最多1名が全国1位!会場が割れんばかりの歓声と拍手に包まれる。誠一は立ち上がり、涙を浮かべながら拳を握った。「やった……!! 全国1位だ!!!」香奈はクールに微笑み「誠一くん……おめでとう。最後の高山市、完璧だったわ」

玲央は頭を下げ「誘いに乗って強カードを出しすぎた。完敗だ」瑞希は悔しそうに笑い「高山市は私が引き当てたかった……おめでとう、誠一くん」先生が壇上に駆け上がり、巨大なトロフィーと全国旅行券満載の賞品を誠一に手渡す。「誠一くん、おめでとう!! 誘い作戦と温存の極みだったわね~!」誠一はトロフィーを高く掲げ、観客席に向かって叫んだ。「みんなーー!! ありがとう!! この優勝は、予選で一緒に戦ってくれたみんなと、応援してくれたみんなのものだよ!!!」祐奈は涙を拭いながら、大きく拍手。「……バカ……本当に、全国1位なんて……おめでとう」瀬奈は飛び跳ねて「おおおー!! 誠一、全国1位だぜ!!!」亜沙はにっこり「えへへ~、最高の逆転やったわ~」涼子、神与、明日奈、綾葉、琴美、みんなが笑顔で祝福。誠一はカメラを構え、会場全体――仲間たち、ライバルたち、観客たちの笑顔をしっかりと収めた。こうして、第47回全国市区町村カード大会 高校生の部は、旅行と写真が大好きな普通の高校生・誠一の、全国1位という栄冠で幕を閉じた。これからも、全国の市区町村を巡る誠一の旅は続く――

(第7話 終わり)

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