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第4話 2回戦、広大カードの猛者たち

全国市区町村カードバトル!

全国大会編

第4話 2回戦、広大カードの猛者たち

1回戦を突破した誠一は、控え室で大きく息を吐いた。「ふう……なんとか勝ち抜けた。孝史さんのカードは強かったな」足元のキャリーバッグにハモを入れ、会場に戻る。巨大スクリーンには1回戦の結果が表示され、52代表から絞られた32代表の面々が並ぶ。観客席では、祐奈が仲間たちと固く手を握っていた。ピンクの髪を揺らし、誠一の姿を探す。「誠一……1回戦はギリギリだったけど、次もがんばりなさいよ」隣の瀬奈が元気に拳を振り上げる。「誠一! お前らしいしぶとい勝ち方だったぜ! 小さいカードで相手の切り札引き出して、タイブレークで逆転とか、予選の再現だな!」亜沙は眠そうに目をこすりながら、関西弁で分析。「えへへ~、誠一はんの作戦、ええ感じやわ~。相手の北海道代表が広大な町出しまくってたけど、残り手札で勝つなんて、ソフトに毒よ~」涼子はアイドルスマイルで手を振る。「誠一くん、かっこよかったわ♡ 私だったらもっと目立って勝っちゃうけどね」神与は熱い視線で誠一を見つめ、「誠一さん……次も絶対勝ってくださいね♡ 私、ずっと見守っています」明日奈はクールに腕を組み、「……運も実力ね。でも、誠一が優勝してほしいわ」綾葉は水色の髪を揺らし、下ネタを交えつつ反応。「ふふ、誠一くんの『面積』作戦、面白いわね。相手の大きなのを誘い出すなんて……えっち♡」祐奈が即座に「綾葉! 変なこと言わないで!」とツッコミを入れる。琴美はドジっ子らしくポップコーンをこぼしながら、「お兄ちゃん、すごーい! 次も勝ってねー!」と無邪気に喜ぶ。先生は幼女のような姿でニコニコし、「誠一くん、よくやったわ! 次はもっと心理戦をね~」とアドバイスを叫ぶ。仲間たちの声援が誠一の背中を押した。アナウンスが流れ、『2回戦抽選開始!』スクリーンに名前が表示される。

【2回戦 テーブルM】

誠一(三重県) 孝史(北海道・道東)  慎二(岩手県) 遥(静岡県) 「北海道・道東の孝史との再戦! それに岩手と静岡……どちらも広大な面積の市町村が多い県だ」孝史は1回戦で一緒に勝ち抜けた巨漢。慎は岩手の代表で、クールな少年。遥は静岡の代表、心理戦が得意な活発な少女。「前回はベスト4まで来たから今回は優勝しか見えないぜ!」昭典が豪快に笑う。「ふふ、みんな面白そうな人たちだわ」遥がニコリ。慎二は無言でカードをシャッフル。休憩中、誠一は先生のアドバイスを思い出す。「小さいカードで誘って、相手の強カードを早めに吐き出させるのよ~」観客席の祐奈が誠一に視線を送り、小声で呟く。「……バカ、負けないでよね」『2回戦、全テーブル開始! 初手5枚ドロー!』

誠一の手札:

・盛岡市(886km²)

・伊豆市(363km²)

・一戸町(300km²)

・富田林市(39km²)

・与論町(20km²)

「相手の地元カードが多い……」

『第1ラウンド オープン!』

誠一→与論町(20km²)(誘い)

孝史→藍住町(16km²)(対策して誘いには乗らない)

慎二→尾花沢市(372km²)

遥→黒部市(426km²)遥が最大。

「ポイント、遥選手!」遥「やったわ!」

スコア:誠一0 孝史0 慎0 遥1

追加ドロー。誠一は南伊勢町(241km²)を引く。

『第2ラウンド オープン!』

誠一→富田林市(39km²)

孝史→苫小牧市 (561km²)

慎二→天川村(175km²)

遥→高千穂町市(237km²)

孝史がポイント。「ポイント、孝史選手!」孝史「へへ、北海道の強さだぜ!」

観客席の瀬奈が叫ぶ。「誠一! まだ諦めるな! 予選みたいに逆転だ!」亜沙が分析。「あ~、相手の広大連発きついわ~。誠一はん、残りで挽回やで~」

スコア:誠一0 昭典1 慎二0 遥1

『第3ラウンド オープン!』

誠一→一戸町(300km²)

孝史→入善町(71km²)

慎二→富士宮市(389km²)

遥→大洲市(432km²)

遥が最大。「ポイント、遥選手!」

スコア:誠一1 孝史1 慎0 遥2

『第4ラウンド オープン!』

誠一→盛岡市(886km²)

孝史→遠野市(825km²)

慎二→五城目町 (214km²)

遥→袋井市(108km²)

誠一が最大。「ポイント、誠一選手!」ようやく1ポイント。祐奈がホッと息を吐く。

スコア:誠一2 孝史1 慎二0 遥2

追加ドロー。誠一は大館市(913km²)を引く。「これは……!」

『第5ラウンド 最終ラウンド オープン!』

誠一→大館市(913km²)

孝史→千歳市(594km²)

慎二→南富良野町(665km²)

遥→清瀬市 (10 km²)

誠一が最大。「ポイント、誠一選手!」連続してポイントゲット。

最終スコア:誠一2 孝史1 慎二0 遥2

勝ち抜けは誠一と遥。孝史は1点で慎は0点で敗退。「くそっ、今回は負けかよ……でもいい試合だったぜ。」孝史は悔しがりながらも満足そう。慎二はクールに一礼。「次はもっと鍛えるよ」遥は笑顔でハイタッチ。「誠一くん、次は3回戦ね!」誠一はカメラでテーブル4人を撮影。「みんな、ありがとう!」観客席から仲間たちの歓声。祐奈が小さく微笑む。「……まあ、悪くなかったわよ」2回戦突破。広大デッキの猛者たちをしのぎ、誠一はベスト8へ。――次回、3回戦! 新たなライバルとの心理戦!

(第4話 終わり)

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