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-恋-  作者: 楓光
3/3

-事故 そして愛の力-

賢くんのお母さん(奈浪さん)からのメールで

(賢は今事故に合って意識不明の重態です。アナタの事を前から賢から聞いていたのでメールしました。今から来てくれますか?見守ってやってください。お願いします。)


・・・今さっき放れたばかりなのに!?

私は今まで走ったことのない速さで走った。


「賢くんのお母さん(奈浪さん)!!」

「あら。来てくれてありがとう・・・・。」

「あの・・・賢くんは!?」


息を切らしてそう叫んだ。


「まだ意識が戻らないのよ。傍に行ってあげて?」

「はい・・・。」


病室に入り賢くんの手を握った。

変わり果てた賢くんを見て、涙が止まらなかった。


「・・・・・ひかり、か・・・・?」


事故から初めて目を覚ました。


「あ・・賢、くん・・・!!大丈夫なの!?」

「ああ・・・なんとかな。母さんは・・・?」

「いるよ。病室の外に。呼んでこようか?」


「いや、良い。ひかりと二人でいたいから。」

「でも意識戻ったって言わないと・・・・」

「じゃあお願い。」


私は賢くんのお母さん(奈浪さん)に伝えに行った。そしたら奈浪さんは走って病室に向かった。


「恋の力って・・・すごいわね。」

「奈浪・・さん?」

「アナタを呼んだら賢は目を覚ました。これは・・すごいことよ。ありがとう。」

「あ、いえ・・そんな・・・・。」

「もう遅いから帰りなさい。おうちの方も心配してるわ。」

「はい、ありがとうございます。」


私は賢くんに手を振って病院を後にした。

家に帰る途中涙が止まらなかった。

家に帰ってご飯も食べずに自分の部屋に行き、泣いた。


それから一週間後、賢くんは容態が急変し永遠の眠りについた。

私はお通夜などに行ったが・・・泣きっぱなしでちゃんとさよならが出来なかった。

それからは一度も恋をしていない。

あの恋が忘れられないから・・・。

あの恋を忘れたくないから・・・。

あの恋を消したくないから・・・。


私の大好きなものを神様はどんどん奪っていく・・・。お母さん、そして賢くん・・・。

神様なんか嫌い。

大嫌い。

返せ、私の宝物・・・・。

家族、そして恋人、仲間、友達、これ以上奪わないで、神様・・・。

お願いします・・・神様・・・・・。


お願い・・・・します。




最後まで読んでくれてありがとうございました。つまらなかったでしょう・・。小説を書くの好きですがこういうのは初めてなのです。


私の小説を読んでくださって本当にありがとうございました。

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