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マンホールの怪物  作者: 小石沢英一
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第五章 二十二 発見

 留樹緒は手に異物を感じた。石ころのようにごろっとしていない。間違いない。

 

「あった!」

 

 と、叫んでしまった。立ち上ると緑色の生命体がゆっくりとこちらに向かっている。

 

 まずい!

 

 留樹緒は状況が悪いことには変わらないようだ。

 

 緑色の生命体は急に足早になった。

 

 どうするのか?

 

 焦る。

 

「これを受け取ってよ!」

 

留樹緒は大声で言った。

 

「えっ? 何を……」

 

 即、反応したのはエマだった。

 

「小瓶を受け取って」

 

 と、留樹緒は言って、おもいっきり投げた。

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