9話
そろそろ、ゲーム内は夜が明けたかな?
メッセ着てるな
ムツキとイーグル?…あっ!高梨か…と、カンナね
えーと…ムツキは、パーティーのお誘いねオッケーだしとこ…ゲーム内の昼からならオッケーっと
イーグルとカンナは?…すまん、まだ転送装置設置出来てないや…すまねぇ、すまねぇ
イーグルとカンナにもゲーム内の昼後ならオッケーって事で…さて、急いで帰るか
ゴブリンさんか…や ら な い よ !んじゃ~なぁ!
ふぅ…はぁ…なんとか昼前には着いた
早速錬金術の婆さんとこ行って換金だな
…すまないが、在宅か?…
「おやおや、やっと来たかぃ…何か狩ってきたかぃ?」
戦果を1つづつ取り出す
…あとは、銅鉱石と鉄鉱石とこの石ころ?だな…
「センチピードの毒袋は、私の所で買うよ、あとは、ゴブリンの魔石も買おう…クモの糸は、半分なら買い取りたいのぅ」
…他のは、要らんか?…
「センチピードの殻は防具屋に持っていきな、あと石ころ?は細工士のとこだね…銅鉱石は、ブロンズインゴットにして貰ってから細工士のとこに卸すと高く売れるよ…まぁ、インゴットにして貰うなら、武器屋の偏屈じいさんの所に行ってきな」
…分かった…なら、糸は全部ここに置いてから好きにしてくれ…情報料だな…
「良いのかぃ?それなら、遠慮なく貰っておくよ」
…あぁ、そうしてくれ…
「センチピードの毒袋は、有れば有るほど助かるからねぇ~」
…欲しい物が、他にあるか?…
「薬草かのぅ」
…すまん、見たことがないからどんな物か知らないんだ…
「そうかぃ…なら、見本でこれを持っていきな」
と、擂り鉢の横に置いてあった草を俺に手渡してくる…
「これと、似てる草でも良いから手当たり次第持っておいで」
…承知した…
「ちょっと待ってな…代金を持ってくるからのぅ」
…その代金から、毒消し10個と回復10個の代金を引いてくれ…
「あいよ」
さて、防具屋の場所を後で聞いといて細工士って、どこに行るんだ?
「よいしょっと!」
…手間をかけさせたな…
「商売じゃ、仕方ないさね」
…すまんが、防具屋と細工士の場所を…
「書いてあるから持っておいき」
…色々と助かる…
さて、次は武器屋のとこ行ってインゴット作成して貰ってくるか
ん?…冒険者ギルドからなんか聞こえたけど腹立ってくるから見なし聞こえない振りしよ
「いらっしゃい…あんたか…もう鉄鉱石を手に入れてきたのか?」
…あぁ、それとは別で依頼したい事がある…
「なんじゃ?言ってみろ」
…すまないが、インゴットを作りたい…
「ブロンズインゴットか?アイアンインゴットもだな」
…あぁ、代金は…
「要らん、アイアンインゴットを一個貰えるなら構わん」
…助かる、では俺は防具屋によってからまた来るよ…
「インゴット作成は、簡単だからな…ほれ、銅鉱石と鉄鉱石を出せ」
…広いとこあるか?…
「そんなにあるのか…なら、炉の前に行くぞ」
…あぁ、分かった…
いや、カウンターには乗らないと思うんだ
「ほれ、はよう出せ」
…これが銅鉱石だっと!で、次が鉄鉱石だ…っと!…
「ほぅ、これは大量じゃな」
…追加で、代金…
「要らん!儂がインゴット一個で構わんと言ったんじゃ!気にするな!」
意地はるなよじいさん…まぁ、それで良いなら助かるけどな
…じゃ、また後で来るよ…
さて、次は防具屋だな…
なんかうるさいけど知らん!忙しいんだよ!
と!ここ…かな?とりあえず、入ってみるか…
…すみません!誰か居ますか?…
「どうぞどうぞ、ゆっくり見てください」
…すいません、買取を…
「もちろん、喜んで」
…これなんですが…
「……ふむ、センチピードの殻ですな」
…えぇ、いくらになるかと…
「そうですね…これくらいかな?」
…では、お願いします…
「毎度ありがとうございます…すぐに代金をお持ちします」
…まぁ、相場知らんし婆さんに今度聞いてみるか…
「お待たせしました…こちらが代金です」
…また今度来ますね…
「お待ちしております」
はい次!
また来たぜじいさん
…こんにちは~…
「おぅ、待ってたぜ…ほら、持って行きな」
…仕事が早いですね…
「インゴット作成ぐらいこんなもんだ」
…また、今度来ます…
「またな」
はい次!
忙しい過ぎない?チクショー!細工士の場所遠いな!
みんなと同じように冒険者ギルドに入れば楽だったな…マイケルさんの所で報酬も貰えるとか
マイケルさんの所の店知らんし、今更感半端ないから行かないけどな
だから、パーティー組むのも一苦労ってか?
はぁ、仕方ない…頑張ろう
っと…ここっぽい…普通の民家じゃねぇの?
…とりあえず、聞いてみるか?すみません~…
「はぁーい!今行きまーす」
…ふむ…指輪か?…
「お待たせしました…ご用件は?」
…これは、なんだかわかりますか?…
石ころ?を2つ見せた
「ちょっと削ってみないと…わからないです」
…では、預かって貰えます?また後日伺います…
「わかりました、お預かりします…お名前は?」
…ベルアーブルと言いますよろしくお願いします…
「わかりました…では、早速削ってみます」
…では、私もこれでっと!そうだ!すみません買取もお願い出来ますか?…
「っとと…買取ですか?」
…ブロンズインゴットなんですが…
「凄いですね………すべて均一です、買いましょう」
…おいくらですか?…
「では、1つこれくらいで…大丈夫ですか?」
…わかりました、では買取お願い出来ますか…
「わかりました、代金をお持ちします」
やったぜ!これなら、余裕で宿を延長出来るからパーティー組めるな
「お待たせしました、こちらになります」
…ありがとうございます、ではまた伺います…
「ありがとうございました~」
さて、宿の前に飯だな
おっちゃんとこで良いな
…おっちゃん、串焼きを2つ…いや、4つくれ…
なんとなく買ってみたけど来るかな?
「4つね……毎度!」
来ねぇのか?…まぁ、いっか
さて、宿行くか…
「お帰りなさいませ」
…た、ただいま…
いかん!緊張してまう~
…すみません、宿の延長の手続きをお願いしても大丈夫ですか?…
「問題ありません、どれくらいですか?」
…まず、1ヶ月ですね…稼ぎ次第では2ヶ月ですかね…
「畏まりました、こちらが料金です」
差し出された物には、(今晩に転送装置の使い方を教えます、だから夜は居るように…料金の値段)
…大丈夫ですね、ではお願いします…
「では、部屋へ案内します」
へ?…なんで?案内なんで!?アイェェェ
…よ、よろしくお願いします…
ん?後ろでなにか
なんであの従業員達は、ニヤニヤ、ヒソヒソ…と、してるん…ヒッ!羽ペンが!壁に!
「なにか?」
…な、なんでもないでち…んん…なんでもないです…
思わずどっかの潜水艦みたいになっちまったぜ
あっ、転送装置を部屋に置きに来てくれるのか
「では、参りましょう」
…あぁ、頼む…
この上司…気配ないし身体能力は、多分俺より凄い気がする
俺、羽ペン投げて壁に刺さらないよ
部屋に入ると、ナルミ少尉は簡易収納装置から転送装置を置いてこちらに振り向く
「これが、転送装置だ…夜に詳しく話す事にしよう」
…承知致しました…
「さて、報告を聞こう」
…ハッ!北の山の麓にて、資源の発掘調査を行いました、まだ転送装置が無いため深部まではいけなかったのでレアメタルの発見は出来ませんでした…
「うむ…それは、仕方ないな…では、これからも任務に励め」
…ハッ!…
「それとベルアーブル二等兵」
…ハッ!…
「貴様の補助AIを取り出してみろ」
…ハッ!承知致しました…
これか?この機械の卵っぽい何か
「……よし、完了だ」
…質問宜しいでしょうか?…
「許可する」
…今のは…
「貴様の報告を私の補助AIで受けれる様にしただけだ…気にするな」
…承知しました…
「では、夜にまた詳しい使い方を教えます、戻って来るように、先に行きなさい」
…ハッ!では、先に失礼します…
(クエストを完了しました 成功報酬のスキルチケットを手に入れました )
ふぅ~…やっとか…みんなは、緊張しないのか?俺がヘタレ過ぎなのか?
まぁ、いっか…パーティー組める様になったし
さて、早速メッセしますか
っと…パーティー申請も出しとくか…
串焼きでも食って待っとくか
ん?なんだ?
あっ、ガキか?
…元気だったか?ほれ、串焼き持っていけ…
なんか餌付けしてる気分だな…っと、パーティー組めたな、チャットにするか
俺 お疲れさん
イーグル お疲れ様ッス
俺 あれ?カンナは?
イーグル まだッスってか、転送装置を今頃置くとか遅く無いッスか?
俺 仕方ないだろ?俺冒険者ギルドに入って無いんだよ
イーグル えっ?マジで?
俺 まぁ、色々あったんだよ
(パーティーにカンナさんが参加しました)
俺 お?きたきた…おつ~
イーグル お疲れ様ッス
カンナ お待たせ~クエスト受けてたから遅くなったわ
俺 羨ましくなんか無いんだからね!
イーグル 野郎のツンデレとか要らねえッス
俺 うるせぇ!チクショー!あのオカマ野郎が全部悪い!
カンナ あれは強烈だったわ
俺 だから冒険者ギルド入ってねぇんだよ
カンナ えっ?
イーグル らしいッス
カンナ 拓哉それマジで?
俺 マジ!あと俺は、ベルアーブルだからな
(パーティーにムツキさんが参加しました)
俺 来たか…お疲れさん!俺のフレンドさんです
イーグル お疲れさんッス
カンナ こんばんは~
ムツキ はじめまして!
俺 イーグルとカンナは、俺のリアフレで職場仲間だよ
イーグル はじめましてッス
カンナ 宜しくねぇ~
ムツキ はい、宜しくお願いします
俺 どこで集まる?
イーグル 俺冒険者ギルド居るッス
カンナ 私も
ムツキ わ、私もです
俺 俺だけ違うとこかよ
イーグル こっち合流して欲しいッスね~
カンナ クエスト消化したいからね
ムツキ ですですぅ
俺 なら、冒険者ギルドの外の武器屋で待ち合わせで!今移動するわ
カンナ 早く来てね?明日も仕事なんだから
イーグル ベルアーブルさんと違うッスからね
ムツキ 待ってます
癒やしは、ムツキだけだね!はっきりわかんだね!
さて、武器屋に向かうか
到着…さて、アイツ等は…?
「すいません少し良いですか?」
誰だっけ…覚えてないからいいや
…約束が、有るので無理だすまんな…
マジで誰だっけ?…わかんないからいいや
あっ、居た!
…待たせたな ドヤァ…
カンナ「遅いわよ!」
イーグル「まぁ、これくらいは勘弁してあげて下さいッス」
ムツキ「よ、宜しくですぅ」
…あっ、すいません…
カンナ「まぁ、良いわ…サクッと行くわよ」
…で、クエストは何を受けたんだ?…
イーグル「ゴブリン討伐とコボルト討伐と薬草採取ッス」
カンナ「私もね」
ムツキ「ですですぅ」
…俺北の山にしか行ったことないからコボルトなんて知らないんだけど…
「「「えっ?」」」
…えっ?…
カンナ「ホント?」
イーグル「マ?」
ムツキ「す、凄いですぅ」
…なんで?…
カンナ「あっちの方草原までは、楽だけど草原のモンスターはヤバいらしいのよ」
…あぁ、ヤバいかったな…バイソンみたいな草食系ですら、ゴブリンを軽々とぶっ飛ばしてたぞ!馬みたいのは、角生えててオーラ纏ってたわ~あっ!あと、ドラゴンぽいの居たわ…
イーグル「べーマジべー!ッスね」
ムツキ「はわわ…」
カンナ「よく生きてたわね」
…回り道したり隠れながらだと、割りと楽だったような?…
イーグル「カンナさん、ベルアーブルだけのチート技能ッスよ!課長のノミニケーションを回避するごとく」
カンナ「なんで回避出来るのかな?私無理だったんですけど?」
イーグル「だから、リアルチート技能ッスよ!きっと!」
…な訳ねぇーだろ!課長とは、色々有ったんだよ、察しろ…
イーグル「アッハイ」
カンナ「なにが有ったのよ?」
…さて、ムツキどこ行けばいいか教えてくれる?…
「「逃げた」ッス」
ムツキ「南の方の森が、ゴブリンとコボルト討伐を両方出来るとか…数も少ないけど薬草採取も出来るとか聞きました!」
カンナ「そうなの?」
イーグル「知らなかったッス」
…なんだ?お前ら知らなかったのかよ…
ムツキ「時間が、有ったので調べてただけですぅ」
…ムツキ偉い偉い………なんだお前ら…
イーグル「カンナさんあれ無意識ッス…だから、真奈さんには言わないようにしましょう」
カンナ「だよね…あんたいつか刺されるよ?マジで」
…?よくわからん、誉めてるだけじゃん…
さて、早速移動しようかな
アクセスありがとうございます