29話
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…違う!!こう!わかっ…………はっ!?俺は、何を?…
「良いぞーすいちゃん!可愛いー」
「ワハハ!!アハハハハ~」
「こうじゃな!楽しくなってきたわ!」
お、おぅ…楽しそうですね……それより、なんで洞窟入り口のキャンプで、会った良い人?龍神様?が居るのかな?
あと、さっきの心を抉ってくる姐さんと見知らぬ人が俺を挟んで踊ってるの?
わからないわからないよー
あれは…あの料理は、カンナに鑑定して貰おう
でも、イーグルてめぇはモルモットになってもらう
で、現実逃避してたけど…この状況はなんですか?
「ぬ?どうした若人?」
「ワハハ!!…お?どうした?」
「酔いでも覚めたのかな?」
…俺は…俺はなにをしてたんだ?…
「料理を食べたら急に踊りだしてのぅ…楽しそうなじゃったから儂も教えて貰ったのじゃよ」
「それを、私が見てて楽しそうだったから、ちーちゃんを誘って宴会に混ざったのさ!」
「ワハハ!!どうだ?私のこの無駄に洗練されたこの無駄にキレッキレのダンスは!なんてな!ワハハ!!」
「今度から奉納の舞はこれにしようかのぅ?うん!そうしよう!」
巫女さん達は、今度からおちゃめ機能を踊る様です
俺は悪くねぇ!悪くねぇ!
「ワハハ!!とりあえずもう一回やろうぜ!」
「そうじゃな!」
「お?なら、私も覚えたから踊っちゃおうかな?」
…お、おぅ…ノリノリッスね…
って、そろそろ夜が明けそうなんですけど!
…そろそろ夜が明けそうなんで、俺はこの辺で…
「む?本当じゃのぅ~若人よ今宵は楽しめた…ほれ褒美じゃ」
「あ?すいちゃんなんかあげるの?なら、俺も!これやるぜ!ダンスのお礼だぜ!」
「なら、私だけ上げないのもなんだかなぁ~…鱗はみんなもあげてるし…私は、既にあげたからな~」
…貰いすぎですから大丈夫ですよ…
「あっ、そうだ!私の眷属が、歯が抜けちゃって処理に困ってたから、君にあげよう!君なら有効活用してくれそうだし」
………なんか怖い位色々貰ったんだけど?
初期に貰って良いものか?
これは、ちょっと封印かな~
晒されるなんて面倒くさいしな
情報公開しろ~=黒歴史だぜ?なんとしても守らねば!
っと、下らねぇこと考えてないで町に帰らないと…間に合うかな?
…間に合うかわからないので、そろそろ行きますね…失礼しました…
「なんじゃ?急ぎかのぅ?風~送ってやったらどうじゃ?」
「俺は、魔法苦手だからここは風だな!」
「仕方ないなぁ~すいちゃんに言われたら、断れないじゃないか…ほら、こっちおいで」
…うぇ?いや、あの走って行きますよ?…
「良いからほら!そこで良いから動かないでよ?」
いったい何が始まるんです?
なにか呟いてるけど?帰還魔法って奴なのかな?
「ザルカーウの町だよね?」
…そうですけど…
帰還魔法とか、あるのか~初体験だぜ!
「よし!連絡完了!タイミングばっちり!じゃー行くよ~!」
…?…タイミング?とりあえず、お願いしまあーーーーあぁぁぁあ…
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「俺は 帰還魔法を使われると思っていたら 上空に真上に吹っ飛ばされてワイバーンみたいな奴に捕まったんだ」何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… 飛行術だとか帰還魔法とか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…
魔法って言うより物理じゃないですかやだー
近づいてきて、高い高いをこの歳でされたよ…物凄いスピードと高度だったけどな
正直…高い高いって言うより高くて他界になると思ってた…このまま成層圏を超えて、船まで飛ばされるかと思ったわ!
本当に…チビるかと思ったわ!って、更に黒歴史やないかーい!
良い人?龍神様?風さん?…どうでもいいよ!
とりあえず、その龍神様?によって、上空に真上に吹っ飛ばされたあとは、ワイバーン?さんに町まで物凄いスピードで運ばれてます
俺が何をしたって言うんだ!何故!黒歴史とトラウマ(現在進行形で)を作らなきゃいけないんだ!
でも、物凄いスピードで町に近づいてるけどこれ…着地どうすんの?
…あぁ、空…綺麗だわ…
って、言ってる場合じゃねえ!
ここは、ワイバーン?さんにお願いしてみるか?無理っぽいけど
…すいません!すいません!!…
「グァ?」
…実は!このままのスピードで!地面に激突するまたは降ろされると大惨事せか…大変なことになるのです!…
「グァ?グァー」
…えぇ!マジでー…
「グァア~グア」
…お手数をおかけします!
「グアーグァ!」
アザース!…
「グァ!」
なんてイケメン…メン?ワイバーンさんや!
あれ?俺会話出来てる?えっ?
あれ?俺今会話してたよね?ね?ね?
そして、俺は考えるのを止めた
さっ…早く帰れるなら道具屋行こうっと
婆さんに、草とキノコ売りつけてやらないとな
「グア!」
…あっここら辺で大丈夫です…
「グァーアグ!」
…いやいや、本当に遠慮してないッスから…
「グァグァーア」
…ありがとうございます!…
ふぅ…話せばわかるのか…マジかよ!!
次回…からは、戦闘込みで真面目にやります




