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1章
ある日突然の時を巡るとは
俺、氷室祐介はごく普通の何処にでもいる高校2年生だった。俺は放課後に先生の手伝いで理科室に道具を運ぶように頼まれたのがきっかけによる物語になるだろう。
「ふぅー道具多すぎ…っうか1人で運ぶにしても量多いな」
俺が理科準備室で実験に使う道具を片していると…部屋の隅からガサガサと音が聞こえてきた
「俺以外にも人がいるのか!!」
助けて助けてと今でも消えそうな小声が聴こえてきた
「何かあったのか、怪我でもしてるのか」
と俺が声を掛けた瞬間部屋の隅に空間の狭間に俺の体は吸い込まれていった。そこで俺が見た世界は