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社会復帰

まっぶしいぃぃ!!!

そして久々の光合成!!!

俺、今、植物してるぞぉ!!!

三ヶ月がたって、俺はようやく例の縦穴住宅から抜け出した。

いや〜サモンのおっさんにはだいぶお世話になっちゃったな。

魔法なんかも教えてくれちゃって。

それにサモンのおっさん、昔は魔王軍の幹部だったらしいじゃありませんか。

いっぱい聞きたくない武勇伝も聞かせてくれたし。


なんでもうっかりゴブリンキングを巨躯で潰したり、ドラゴンを捕食したり、またうっかりオークキングを捕食したり、極め付けにうっかりと部下のスライムを取り込んじゃったりとやり放題やったらしい。

そんで勇者に巨体を削られてから隠居して今年で2134年目。

全快まであと325年いるって。

気の長いこった。


それでなぜ俺に魔法を教えてくれたかって?

そりゃ暇だからだよ。

ずっと何百年も同じところにいてずっと暇だったら発狂しそうになるやろ?

体験したことあるやろ?

ないって?

そりゃ残念。

俺もない。


とそんなこんなで色々教えてくれた。

才能がありふれる俺(自称)が弟子のこともあって、火以外の魔法はほとんどマスターした。

なんで火習わんかったって?

燃え移るに決まってるやろ!

あんなもんいらん。

男はクールだ。


と、サモンのおっさんには悪いけど、暗〜い洞窟の中はやっぱり光合成がしにくくてな。一言断りを入れて風の魔法で脱出させてもらった。

もう貴様には用がない!

嘘です。サモンさん大好き。


さて、と

これからどうすっかな?

ちょっとうろうろしてたら思いついた。

巣、作るか。


おそらくマンドレイク史上空前絶後の発想。

ジャスティスな考えのもと、俺、レイクは木を切ろうと頑張っていた。


ほら、俺植物だし?森林破壊じゃないよね?

むしろ俺が森林だ。森林保護だ。

そういえば生まれてから何も食べてなかったな。

必要ないのかな?

まぁ光合成して、水浴びてればいっか!


ザクザク風の魔法で木を切り倒していく。

コントロールが甘いせいで切り口が一箇所に集まらず木がボロボロになっていくけど、同胞だし許してくれるよね?


ようやく3本切り倒したところ、MPが枯渇した。

仕方ない、寝るか。


一瞬で意識が飛びましたとさ。





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