カラクリ姫

レイメ魔導帝国のカン皇帝に死期が迫り、彼の悲願であった天下統一に向け周辺国に戦争を仕掛けた。
天下取りを早めるために異世界から４人を召喚したが、強引な召喚により召喚者は気が狂ってしまう。

そもそも身体能力が高いうえに、自分の血統から強い先祖の力を召喚出来る血統霊化という術を使える気が狂った異世界人は、この世界で残虐の限りを尽くした。

アマ王国の一人娘のサザンカ姫は、異世界に渡り血統霊化の適合者を1人連れて行ける「ワタリ」の能力を継承していた。
この能力が天下取りの障害となるため、アマ王国は真っ先に侵略され、抵抗虚しく圧倒的な戦力で蹂躙されたアマ王国は崩壊した。

捕えられたサザンカ姫は皇帝と４人の召喚者に体を刻まれたが、秘魔法が発動し救い出された。

目、手足と脳の一部を無くしたサザンカには魔導カラクリが装備された。
そして意を決して異世界に渡り４人の召喚者に対抗する能力、血統霊化のある藤江仁を連れて来た。

ここから反乱軍の反撃がはじまる。