婚約解消? 6(殿下Side)
さてはて、三度目の人生で婚約を解消し…王家からの逃れることはできるのでしょうか?
『マリーが、初めて笑った顔は、すごく好ましく可愛らし、今までの顔は、どう見ても嫌われているのではと思うくらい引き攣っていた、10歳の時に決まった、婚約で、公爵家では血が濃くなりすぎるのではと言うことで、侯爵家からと決められた、宰相の次女で五歳と他の侯爵家にも十三歳と十ニ歳、五歳、四歳と居たが、年上は、嫌だと言ったら、五歳のマリーに決まった、初めて会ったときは、それなりに笑顔では、あったが、次に、あった時には、笑顔はなく、話も弾むことはなかった、学院に通い始めてからは、会うこと自体が少なくなり、どうしても、学内で笑顔をくれる彼女に、惹かれるようになったが、結婚出来るとは、思っていなかったし、学生の間だけだと思っていた事だ、婚約者であるマリーと添い遂げるつもりだった、なのに、何故かマリーの勧めで話が、進んで行く、謁見の間に入る前に父上に婚約を解消できないか確認したかっただけのはずが、何故かマリーに聞かれてしまい、トントン拍子で婚約解消と気になる彼女の養女の話が進んでしまっている』
それに
マリーがこんなにも物事をはっきり言うとは思ってなかった
『殿下もイロイロ、溜めてることを陛下に伝えた方がよろしいですよ』
とはなんのことだ
特に伝えてないことなど無いし、溜め込んでも無い
彼女には、溜め込んでいるように見えるのか?
婚約解消が
彼女のことを気にし始めたきっかけとなる
お読みいただきありがとうございます。文字が抜けてたり、間違ってるかもしれません。