また同じ日? 4
さてはて、三度目の人生で婚約を解消し…王家からの逃れることはできるのでしょうか?
「はぁ、陛下 ご理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
『王様は、別室での話を説明した』
私は、父様に厳しい目を向けられたが、何も反応しなかった
「では、婚約はなかった事でよろしいでしょうか?」
「あぁ、すまぬ」
「いえ、こちらも娘が、申し訳ございません」
「とりあえず、口約束で良かった、其方の娘に瑕疵を付けるところであった」
「ある程度の瑕疵は、仕方ないことでしょう、まぁまだ、10歳ですのでどうにかなりましょう」
「後、今後のことも少し話したいが、まだ時間はあるか?」
「はい」
「マリーは、皇子が、話がしたいと言っておるので別室に移動してもらえるか」
「はい」
皇子様と私は、先程の部屋へと移動してソファーに座ると紅茶の準備がされた
「其方に、聞きたいことがある、なぜ私に気になる相手がいることを知っているのだ」
「確証はなかったのですが、兄から皇子様と、仲の良い女性がいると聞いておりましたので」
「しかし、そこまで、表だって一緒にはいなかったはずだが」
「何度か王城に呼ばれたのではないですか?」
「確かに何度か、庭で会ったことがあるが…」
「兄は、宰相である父の補佐の為毎日、来ておりますので、婚約者である、私が呼ばれないのに、皇子様が他の女性をエスコートしているしている場面を見れば勘ぐってしまったのではないでしょうか?」
『まぁ〜私は、すでに二度繰り返しましたからね〜如何にこの、婚約を解消するか考えてましたし』
「そうか」
「はい」
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