また同じ日? 2
さてはて、三度目の人生で婚約を解消し…王家からの逃れることはできるのでしょうか?
王城に着くと、控えの間にとおされから、謁見室へ家族と一緒に入るのだけど
控えの間で私は、行動を起こす…
「お母様…私…はばかりに行きたいのですが…」
「今ですか?」
「申し訳ございません、着替える前に行けなかったので」
「しかたありませんね、お洋服を汚さないようにきをつけるのですよ」
「はい」
はばかりと言って部屋を逃げたけど…城から出れる訳もなく両親の元へと仕方なく戻ることにした。
控えの間に入る前に話し声が聞こえて来た。
「父上、私は五歳も下のあの子とは結婚したくないのですが」
「しかし、すでに婚約をしてるではないか」
「まだ、書類上だけの婚約でしょ、だったらどうにかなるのでは」
「無理を言って五歳のあの子と婚約したのに、今更ではないか?侯爵になんと言えば良いか」
えっもしかして、婚約が解消できる?今なら父様は
無理だって言ってたけど、王家から言われたら出来るよね、私に、下肢があったとされても将来死ぬことを考えたら絶対今、婚約解消したい
私は、無礼を顧みず声がする方に声を掛けた
「あの〜」
「誰だ!」
「すっすいません、ハウゼン侯爵の娘マリーです。無礼は、承知でお願いをしたいのですが…」
「其方か、してお願いとは」
「皇子様が、婚約を解消したいと言われていたのをお聞きしたので、もし可能であれば私も解消していただければと思いまして」
「其方も婚約を解消したいと申すか」
「可能であれば」
「なぜ、解消したいと」
「多分ですが…皇子様には、ご学友に気になる方が、いらっしゃるのではないかと」
お読みいただきありがとうございます。文字が抜けてたり、間違ってるかもしれません。