管理人さんに挑戦◆ジト目にひとめぼれ
レイはアルノルドを連れて、エターナル・ラビリンスの管理人室に向かいました。
「さて、アルノルド。ここでちょっと手続きを済ませてから、次の階層へ行くんだ。」
管理人室と書かれたエリアに立ち寄ると、少し疲れた表情の少女が、部屋の奥で書類に目を通しているようでした。
リーダーは軽くノックしてから、彼女に声をかけます。
「お疲れ様、琴音さん。今日は新しい仲間を連れてきたんだ。アルノルド、こちらがエターナル・ラビリンスの管理人さんだよ。」
アルノルドは琴音の美しさに改めて目を奪われ、思わず見とれてしまいます。
一方、琴音は無口で疲れた様子で、アルノルドにはぞんざいに見える対応をしてしまうのでした。
「ああ、初めまして。アルノルド? さんね。手続きはこちらの書類に記入して。」
琴音は書類を渡し、目も合わせずにまた仕事に戻ります。ありがとうございます。
アルノルドは少し驚きますが、彼女の美しさとプロフェッショナルな態度に惹かれてしまいます。
心の中で彼女にもう少し話しかけてみたいとは思いますが、今はそんな余裕がない様子でした。
レイはアルノルドに手続きを進めるよう促します。
「大丈夫、アルノルド。琴音さんはいつもこんな感じだけど、頼りになる人だよ。さあ、手続きを済ませて次の階層へ行こう!」
アルノルドは琴音にもう一度目をやり、書類にサインをして手続きを終えます。
彼は心の中で、また会えることを楽しみにしながら、レイと共に次の階層へ向かうのでした。
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