おまけ:レヴィアとの戦闘の一部始終
ふと思ったのですが、僕の作品の読者様方の男女比はどうなっているのでしょう。
作者個人は男性が多いと考えております、そのため下ネタもかなり混ぜてます。
ただ、女性の読者様が一定数いるようでしたら…控えます。
男女比、確認方法ないから多分空想上の計画になりそうですが
◆◆◆
————それは、二秒ほどで終わった。
「…ふっ」
パンっ、という音と共に足払いを放ち、体勢を崩させ
「……」
その瞬間に縮地、そのまま、流れるように怪異の鳩尾に肘鉄を放つ。
怯んだ瞬間、もう片方の腕で怪異の顔面を掴み地面へと叩き付けた。
「よっと…」
————ドンッ。ナイフによる音とは思えないほど重々しい音と共に……アラカは怪異の右目からナイフを抜いた。
いつの間にか馬乗りの状態になっていたアラカに、レヴィアは息を呑む。
「(まさか…ここまでの戦闘技巧なんて、ねー。
二秒で怪異を一人? 嘘でしょ?)」
そして倒された怪異の魂を自分の中に取り込むところまでしっかりしていた。
これが菊池アラカの……精神が壊れていない時の実力だと
————魔力を失っているはずの、菊池アラカの実力だと知り、レヴィアはひくっ、と口角を気まずそうに歪ませた。
読んでくださりありがとうございます…!