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異世界 『ながらスマホ』事情  作者: 一等神 司
第二章 スマホ中毒者から始まる文化大革命
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魔道具三昧な休み明けの日

三日の連休が終わった。

あ、正確には、二日間 休むつもりが、昨日まで休む事になって、それで三連休になったって感じだけど、

そんな最後の休日 殆どの時間を動画作成に使った。


しかも、それがシュラにバレていて、また怒られた。


朝 工事現場に来たら・・・・・・


「アユムさん 休みなのに仕事しましたね。また仕事してましたね」


と、額に青筋を浮かべたシュラに言われた。


新しく始めた動画共有サービスの【Do 我(どぅが)】に、アップした動画を、作業員達が休憩時間に観ていた様で、それでシュラが知る事になったらしい。


ちゃんと休んだし、頑張って動画を作ったのに、怒られるって理不尽だ。


でも、何とか今日は仕事に出ても良い事になった。

うん。良かった。

あれ?でも、雇用しているのは俺だよな?あれ?


シムの話だと、動画制作を俺の分身のシムがしていると、俺が精神的な疲れを感じるそうだけど、それはシュラには秘密にした。

うん。きっともっと怒られるから。



一応 昨日も夕食の後に、セルに仕事の指示をしたので、夜の間にきちんと工事が進んでいた。

それを確認したので、俺は今日は、最初に魔道具(まどうぐ)作りをする。


作業員に必要な指示をしたら、村の出入口に移動して、車を安徒(あんと)から虎駆(こく)に乗り換えて、魔鉱石、魔鉱、魔石の採掘場に移動する。


採掘場では、領主様(ガロン)の屋敷にも取り付けた、ディスプレイと同じ様な物を沢山作る。

大きさは、領主様(ガロン)の所のより大きかったり小さかったり、サイズは同一では無い。

それと、照明の魔道具(まどうぐ)を沢山作る。

毎度 疲れてしまって、最近 休んでいた照明の取付工事を、そろそろ再開しないといけない。

しっかり休んだから、きっと大丈夫だろう。

うん。多分 大丈夫だろう・・・・・・


それ以外にも、いくつかの元の世界の家電を模した魔道具(まどうぐ)を数種類作る。

そうして、出来上がった物は、出来た順に虎駆(こく)に積んで行く。


予定の物が全部作り終わったら、公衆浴場の所まで移動。

公衆浴場とその横に併設した休憩所にディスプレイを取付ける。

休憩所には、他にも家電を模した魔道具(まどうぐ)を取付けて、ディスプレイとそれ等家電を模した魔道具(まどうぐ)を起動させる。ディスプレイには【Do 我(どぅが)】で公開している動画を自動での連続再生をさせてから、学校として使う建物に移動する。


次に工事する学校として使う建物は、何とか屋根まで完成した。

後は、内部の工事や机や椅子などの必要な備品の準備が済めば、学校として利用開始出来るだろう。

その各部屋に、ディスプレイと家電を模した魔道具(まどうぐ)を取付ける。

それが終わったら、昼食の時間に近くなってきていたので、急いで村の出入口まで移動して、安徒(あんと)に荷物を載せ替えてから、携帯電話の店(ショップ)まで移動する。


うん。ここで出遅れると、俺は昼食抜きになってしまう。


携帯電話の店(ショップ)に到着すると、早目に昼休憩に入る作業員が、既に昼食用の食料を確保しに来ていた。

店内に取り付けてあるディスプレイでは、【Do 我(どぅが)】に公開されている動画が映し出されている。

各店員として働いている従業員には、スマートフォンからディスプレイへ画面を転送表示(キャスト)する方法を教えてある。


「それじゃ俺は自宅で食事するよ」


と、携帯電話の店(ショップ)の店員達に告げて、自宅まで移動したら、各部屋に複数個のディスプレイを取付ける。

その後に、家電を模した魔道具(まどうぐ)を取付ける。


それが終わると、ふぅ・・・・・・ っと一息。


そうして、持って来た食料を、加熱の魔道具(まどうぐ)で温める。


「あっ!これ(ミズチ)を使ってるじゃん!」


嬉しい事に、今回 持って来た物は、(ミズチ)の身を使った料理だった。

俺が【Do 我(どぅが)】で作り方の動画を公開した料理だったので、その動画を観て作ったのだろう。

こうして公開した結果を実感出来るのは嬉しいね。


食べてみると、(ミズチ)の旨味が出ていて、

味付けも、塩を適量使ってしてあるから、凄く美味しく食べる事が出来る。


こんな感じで、徐々に【味を楽しむ】と言う、【食文化】が定着したら、他の料理も自然と【旨味】と【塩加減】を意識したものに変わって行くだろうと思う。

と、言うか、そうなってくれないと、本当に困る。




「さて、じゃあ食べたし、工事に回ろうかな」


ここ最近は、やって無かった俺の大事な仕事の照明の魔道具(まどうぐ)の取付工事をしに、各家々を回る。


うん。全然 変わってなかった。

やっぱり各家では、過剰な接待を受けた。

いや、そうじゃない。

より過剰な接待になっていた。

それでも頑張って六軒も回った。

いつもの様に、大量のもてなしの料理、娘などの女性の接待、そして自分の家に泊まらせようとする。

前より過剰な接待に変わってた以外の変化では、もてなしの料理に(ミズチ)料理が加わっていたのと、他の料理の味付けが、それに合わせて塩梅が良くなっていた事かな。



休み明けなのに、早々に心身共に疲れてしまった。

ああ、三連休 ちゃんと休息を取れば良かった。

凄く反省した。

でも、多分 次の休みも、何かしている気がする。

・・・・・・

シュラに怒られない様に気を付けよう。うん。

同じ世界を舞台にした「異世界『ながらタブ』事情 《異世界タブレット端末普及推進奮闘記》」も書いています。

読まなくても困りませんが、読むとより状況が解ります。

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