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異世界 『ながらスマホ』事情  作者: 一等神 司
第二章 スマホ中毒者から始まる文化大革命
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鉱物資源探索と言う空の旅と古代石鹸

今日は、朝一番 領主様(ガロン)の屋敷に行って、後で取付予定の魔道具(まどうぐ)を置いてきて、携帯電話の店(ショップ)の様子を見に行った後、貯蔵庫の工事をしている所で、ウィンチの魔道具(まどうぐ)を六個取付けたら、村近辺の鉱物資源を確認して回っている。

石灰岩や鉄などの金属が、これから先 必要になるからだ。

結果 うん。簡単に石灰岩は確認出来た。

鉄などの金属の鉱山も、目星が付いた。

その序に、新たな魔石や魔鉱や魔鉱石の採れる場所も目星を付けた。


その確認の過程で、一番 問題を感じたのは、道の悪さだ。

鉱物の採れそうな所に、車で行こうと思っても、どう頑張っても車で通れない箇所がある。

まあ、そうだろうと思って、最大サイズのドローンに、車を追従させておいたけどね。

車が通れなくなったら、ドローンの下に取付けた席に座って、空から移動した。

ドローンだけで移動した方が、目的地までの移動は速そうだけど、魔物の存在を考えると、ドローン単体だけでは不安なので、基本は車で移動した。

ドローンが空を飛べる魔物に襲われた場合、迎撃する方法が無いからなぁ・・・・・・

弓を持って乗れば、矢での迎撃も不可能では無いかもだけど、どう考えても、分が悪い。


今は、そのドローンでの空の旅を楽しんでいる。


「おおっ!すっげぇー!どこまでも遠くまで山じゃん!森じゃん!町とか人とか、全く見えないじゃん!あれ?あの遠くに見えているのが、話に聞いた火山かな?案外 近いんだな。あ、あの湯気!もしかして、あれって温泉!?マジかっ!!あの山と反対方向の先に見える青い色の部分て・・・・・・海!?」


車を駐めた所までの移動だけどね。

それでも、空からジャングルを見下ろす景色は、凄く感動したし、遠くに海が見えていて、今住んでいる村から、そんなに遠くない事が確認出来たから、塩などを手に入れる為に、今度 行ってみようと思う。

忙し過ぎて、いつになるか解らないけどね・・・・・・


車に戻ったら、最大サイズより一つ小さいサイズのドローン四台と連携させ、周辺に点在する【基地局】設置ポイントに、【基地局】の設置をさせる指示を出す。

バッテリーが切れる前に、俺の所に戻って来なきゃいけないから、そんなに遠くまでは設置させられないが、それでも前より魔力波の状態は良くなった。

魔力波とは、名前を創作しないと、呼称が面倒だったので作った言葉だ。

つまり、【基地局】とスマートフォンから出ている魔力波を使って、元の世界の様に、通信や通話を実現しているらしいのだが、その言葉を作らないと、『【基地局】とスマートフォンから魔力が波の様に出ていて、その波形を使って情報の伝達が可能で、それを応用して、通信や通話を可能としている』と無駄に長くなる。だから、魔力波と言葉を作った。


車まで戻ったので、貯蔵庫まで移動する。



「あ、シュラ?また昨日と同じ人数位の手伝いが欲しいんだけど、お願い出来るかな?」


「はい!任せて下さい!十数名 アユムさんの手伝いに行ってくれ!」


「はい!行きます!」

「俺も行きます!」

「行きます!」

「行きたいです!」

「俺も行きます!」

「行きますよ!」


あっという間に、三十人程の希望者が集まった。


「じゃあ、先ずは石のブロックを八十個 車に載せて欲しいんだけど」


三十人程も居ると、あっという間にブロックを載せ終わった。

俺は昨日と同じ様に、木材など石以外の必要な物を車に載せた。


「じゃあ、十五人 最初に来た順で選ぶから、選ばれた人は車に乗ってね」


「「「「「はい!」」」」」


来た順に並んで貰い、十五人に車に乗ってもらう。


「さて、行こうか!」


「「「「「はい!」」」」」


村の出入口に着いたら、作業員に車を降りて貰う。


「この石のブロックを、ガロンの屋敷まで運んで欲しいんだ」


「「「「「はい!」」」」」


俺は、石以外の材料を、領主様(ガロン)の屋敷まで運ぶ。


「こんにちは!朝に伝えた魔道具(まどうぐ)の設置に来ました!」


「あ、アユム様 どうぞどうぞ上がって下さい」


「あっ!いえ、作業員と材料を持って、外側から台所に行きたいんですけど、良いですか?」


「もちろんですよ」



「じゃあ、石のブロックをこっちに持って来て」


外側から台所の所まで移動して、台所の所に作られた出入口から、八十個の石のブロックを入れる。


「うん。それはここね。うん。そう。次はここに置いて・・・・・・」


少し離して、冷凍庫にする石の箱と、加熱器にする石の箱を組んで置いて貰う。


「完成は夜になるので、そうガロンに伝えておいて下さい」


領主様(ガロン)の所の使用人に伝える。


「はい。伝えておきます」





貯蔵庫の所まで車で作業員を送る。


「ありがとう。助かったよ」


「「「「「いえ、お手伝いが出来て嬉しいです!」」」」」



[アユム様 宜しいですか?]


あ、うん。どうしたの?シム?


[情報の同期と最適化がある程度 済みましたので 故界(こかい)のインターネット検索だけは利用可能になりました]


「マジかっ!?」

思わず声が出てしまった!


[はい。マジです]


じゃあ、こうして同期と最適化が進むと、故界(こかい)と通信が可能になるって事なのかな?

メールを送ったりとか・・・・・・?


[現時点で判断すると不可能の可能性が高いです]


でも、故界(こかい)のインターネット検索さえ出来るんでしょう?


[利用可能ではありますが 双方向で情報の伝達が出来る訳ではありません。故界(こかい)の情報を取り込み 取り込んだ情報に対して 検索を可能にしているだけで御座います]


つまり、こちらからは情報を送れないって事?


[その通りです]


そっか・・・・・・受け取るだけね・・・・・・

取りあえず、調べたいのは石鹸の作り方かな。


[調べました]


「はやっ!」

って!また思わず声が出たじゃん!


[インターネット検索で簡単に調べた結果では 三つの方法が御座いましたが 直ぐに実行可能なのは 一つだけになります]


その三つの方法ってどんなの?


[一つ目 油と苛性ソーダを材料として使う一般的な方法]


うん。次は?


[二つ目 グリセリンを材料として使う方法]


うん。次は?


[三つ目 石鹸の古代の最初の作り方の油脂と木灰を使う方法]


なるほど・・・・・・

それで直ぐに作れそうなのは?


[三つ目の油脂と木灰を使う方法です]


ほう?必要な材料は?


[魔物などの動物の油脂と木灰です]


有るじゃん!簡単に手に入る材料じゃん!


[はい。先ずは魔物を解体処理をしている所で、油脂を手に入れると良いと思います]


うん。貰ってから自宅にそれを置いて、それから携帯電話の店(ショップ)に移動しよう。


ウキウキしながら公衆浴場の付近に置かれた桶を持って、魔物を解体処理している所に移動する。


「お疲れ様!沢山 魔物の脂が欲しいんだけど、有るかな?」


「はい。御座いますよ」


処理をしていた一人が、大量の油脂の有る所まで連れて行ってくれた。

そこでは、灯油などの目的で、脂を熱処理していた。


「アユム様が魔物の脂を沢山欲しいって」


「あ、そうなんですか?じゃあこれを持って行って下さい」


既に桶に入った加工済みの油脂を、渡してくれた。

持って来た桶と交換だな。


「ありがとう。助かるよ」


「いえいえ、これは全部 アユム様の物ですから」



車で村の出入口まで移動し、大量の魔物の脂の入った桶を持って、徒歩で自宅まで帰る。


早く石鹸を作ってみたいけど、今は我慢だな。


油脂の入った桶を自宅に置いて、携帯電話の店(ショップ)に移動する。




「お疲れ様!どう?順調かな?」


「うん。問題は無いよ」


「そう?良かった」


「じゃあ、今日も照明を取付工事に行かなきゃね」


「うん。お願い」


「サクヤとカヤとナア三人に、この店を任せても大丈夫になったら、三人に任せて、フェムトやピコやナノには、別の仕事を頼もうかと思ってる」


「まだ大丈夫とは言い切れないけど、そんなに経たずに大丈夫になると思うよ」


「そっか?良かった」





さて、今日も照明の取付工事に行こう。

また今日も過剰接待攻撃にあうのかな?

まあ、頑張るしか無いよね。

同じ世界を舞台にした「異世界『ながらタブ』事情 《異世界タブレット端末普及推進奮闘記》」も書いています。

読まなくても困りませんが、読むとより状況が解ります。

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