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異世界 『ながらスマホ』事情  作者: 一等神 司
第二章 スマホ中毒者から始まる文化大革命
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明るい魔道具 明るい魔道具 みんな村中 なんでも魔道具

やっと貯蔵庫が一つと公衆浴場が出来た。

出来たばかりの公衆浴場で、領主様(ガロン)と一緒に一番風呂に入り、セルに吐き出させた樹脂の糸を丸めた物で、体を擦って汚れを落とした。

石鹸が欲しい!

ただ、ここでは塩や砂糖と同じく、油も高価なので、自分で作ろうにも作れないので、石鹸を手に入れたくても手に入らない。

でも、早目に石鹸が欲しい。



しっかりと領主様(ガロン)と風呂を楽しみ、身支度を整えてから、現場の様子を見る。

すると、直ぐに問題点が見えた。

岩穴の貯蔵庫なので、穴の奥が暗くて見えない。

これでは利用に問題が有るので、急いで照明を作る。

照明の部分は、貯蔵庫の奥に、スイッチの役割もするバッテリーは、出入口付近に付ける。

冷凍機や照明の電源のオンオフの仕方を、シュラなどスマートフォンを持った作業員に教える。


「こんな感じで必要なら明るく出来るから」


「おー!凄い!明るい!中が外の様に明るくなった!」


こんな感じの何度目だろう。

シュラ達スマートフォンを持った者達が、凄く感動している。


「じゃあ、行きますか?」


「帰りも くるま だね?」


「もちろんそうですよ」


領主様(ガロン)を後部座席に乗せて、村の出入口まで戻る。

そこから徒歩だ。


「じゃあ、俺は携帯電話の店(ショップ)に行きますね」


「ああ、アユム 本当に ありがとう な。感謝しているよ」


「なんだよ?突然。アハハ」




携帯電話の店(ショップ)は落ち着いていた。

お客様は来ているが、やはり客がお店の状態に合わせてくれている。


「ただいま。ピコ?どうだった?サクヤさんはある程度 仕事が出来ると思うけどさ」


「うん。大丈夫だよ」


「じゃあ、照明の取付工事に行っても良いかな?」


「うん。ここは四人で大丈夫だよ」


「良かった。何か有ったら電話してね」


「うん!わかった!」


そして、新しい店員の三人は、俺の事を拝んでる。

携帯電話の店(ショップ)を出ると、外でもやはり拝まれていた。


「何かこの感じは居心地が悪いなぁ・・・・・・」


まぁ・・・・・・その内 拝まれる事も無くなるだろう。



先ずは

領主様(ガロン)の所だな」




「こんにちは!」


「あ、アユム様、どうかされましたか?」


「村の安全の為の魔道具(まどうぐ)の取付工事に来ました」


「上がって下さい。アユム様なら自由にどうぞ」


「えっ?良いの?」


「はい。そう言われています」


「ガロンは?」


「奥に居ますよ」


「そう?じゃあ一応 挨拶するかな」




「来たよ」


「おう、アユム どうした?」


「ほら、さっきのディスプレイをガロンの所に付けようと思ってさ」


「えっ!?あれを!?高いだろう!?」


「ああ、これは安全の為だから、対価は要らないよ」


「それはマズいよ。何の対価も無く、あんな凄い魔道具(まどうぐ)を貰うのは!?」


「良いんだって、俺の為でも有るからさ」


「そうか?」



領主様(ガロン)に取付希望する場所を確認して取付ける。



「これで、ドローンって魔道具(まどうぐ)のカメラからの映像が観れるから」


「ありがとう。本当に助かるよ」


「じゃあ、他の仕事に向かうよ」


「ああ、いってらっしゃい」



その後は、溜まってた照明を購入した人達の所に、取付工事に回る。

照明購入者は、スマートフォンも持っているので、前もって取付に行く事を電話して伝える。


「ああ、アユム様が我が家に来て下さった・・・・・・」


一軒目 取付工事に訪問すると、一家総出で出迎えられ、家族全員に拝まれた。


昼飯前と言う事も有るのだろうけれど


「アユム様 これをお食べになって下さい」


と、次々と料理を出される。

朝飯を食べて無く、お腹が空いていたので、有り難く頂く。





二軒目 取付工事に訪問すると、一家総出で出迎えられ、お隣さんまで来て、訪問先の家族だけでなく、周辺の家々総出で拝まれた。


丁度 お昼時と言う事もあるのだろうけど


「アユム様 うちの為にわざわざありがとうございます。これを是非 食べて下さい」


と、隣近所の人達も含めて、次々と料理を出される。

まだ大丈夫。まだ食べられる。

【おもてなし】なのだろうと、有り難く頂く。




三軒目 取付工事に訪問すると、一家総出で出迎えられ、やたら着飾った娘さんに手を引かれて、宅内に案内される。

もちろん、家族全員 俺を拝んでいる。


「アユム様 お仕事ご苦労様です。これで少し喉を潤してからで良いですよ」


と、昼も過ぎたからなのか、芳しい飲み物、つまりお酒を娘さんに酌されて、「どうぞどうぞ」と勧められ、酒の肴にと料理も出してくれた。

正直 もうお腹一杯だけど・・・・・・悪いので頑張って頂く。

まるで、お土産かの様に、娘さんを持ち帰る事を勧められたが、流石に五人目はきついので、丁寧に詫て、お断りした。





四軒目 取付工事に訪問すると、一家総出で出迎えられ、家族全員に拝まれながら、宅内に案内されると、酒と料理とそこの娘さん三人が、粗末ながら寝床として準備してくれただろう、敷布や枕と一緒に準備され


「後は娘達にもてなしを任せますね」


と、娘さん三人を残して、家族全員 宅内から居なくなってしまった。


「あの、工事に来たので、工事をしますね」


と、娘さん達に伝えると


「明日の朝でも良いですよ」


と、長女の方が答えてくれた。


「いえ、工事しますね」


と、言うと


「終わったらもてなさせて下さいね」


と、言われた。


「すみません。お料理を少しだけ頂いて、後は少しだけ持ち帰りたいです」


と、詫びると


「良いですよ!」


と、悦ばれる。


取付工事が終わったので


「工事が終わりました。お料理を少しだけ頂きます」


と、お腹がはち切れそうだけど、申し訳無いので、少しだけ食べて


「残りの料理を少し頂いて行きますね」


と、伝えると


「包んでお持ちしますね」


と、快く長女さんが返答してくれた。


「お待たせしました」


と、娘さん三人が料理を持って現れて


「では、行きましょう」


と、末と思われる娘さんが、俺の手を引く


「あのどこに?」


と、三人に聞くと


「もちろんアユム様の所ですよ」


と、さらりと返された。



土下座をして、慎んでお断りさせて頂いた。

ちなみに、三人の娘さん 凄い美人と言う訳では無いけど、元の世界でアイドルが出来そうな位には、可愛かった。


今日は四軒が限界かな・・・・・・


少しほろ酔いで、携帯電話の店(ショップ)に帰った。




「ただいま。はぁ・・・・・・ 疲れたしお腹が苦しい・・・・・・」


「「「「おかえりなさい!」」」」


「大丈夫でしたか?何も問題が無いなら、皆さんに閉店作業をお任せてして、工事現場に向かいますけど・・・・・・」


「うん。大丈夫だよ」


ピコが言うなら大丈夫だろう。


「じゃあ工事現場の方に行きます。あ、貯蔵庫の横に無料の公衆浴場を作ったので、お風呂に入りたい人は、体を拭く物と着替えを持って、貯蔵庫の所に来て下さいね」


「「「「えっ!?お風呂!?」」」」


「はい。入るとサッパリして気持ち良いですよ」


「アユムの所の大きな桶と同じ様なのよね?」


「そんな感じだよ。それじゃ行きます」


「「「「いってらっしゃい!」」」」




酒を飲んだから、このままずっと歩きだな・・・・・・

同じ世界を舞台にした「異世界『ながらタブ』事情 《異世界タブレット端末普及推進奮闘記》」も書いています。

読まなくても困りませんが、読むとより状況が解ります。

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