色男?
感情はこのカッコでそれぞれ示されてるはず
フウガ ( )
タケル 〈 〉
タイシ { }
ユミズ 〔 〕
「では、これから職業選択について説明したいと思います」
(うわっ、ポテトが今もこっちみてるー!説明の時くらい感情に任せんなよ!)
「職業選択をすることにおいて、気を付けることはステータスの上がり方です。選択した職業によって上がりやすいステータスが決まります。例えば、わたくしの場合、職業は魔法使いなので、魔力がすごく上がりやすいです。魔法使いの場合は、少し特殊で、他の職業は、だいたい二つが上がりやすくなるのですが、この職業は一つです。ですが、その分とても速く魔力のステータスが上がります。でも、上がりやすいといっても、後になるにつれて上がりにくくなります。だから、わたくしは、この法衣を作ったのです。なんと、この法衣は、魔力が3倍になる法衣なのです。さらにさらに......」
(あー、自分の世界へ入ってくなー、うわ、ポテト、まだこっちみてるし。おーい、大丈夫ですか?今、貴方にとってとっても大事な話をしてますよー?)
10分後.........
「おっと、こんなに時間が、わたくしとしたことが、少し熱が入りすぎましたね。うふふ」
(うふふじゃねーよ!長すぎだろ!てか、ポテトがまだこっちみてるー。心霊現象みたいだからやめてー。てか、本当に聞いてなくて大丈夫?貴方は今からあんな風にならないといけないんですよ?クッソ、俺が魔力もってれば...)
「失礼しました。そして、職業選択で、最も気を付けることは、スキルです。スキルは2つ種類があり、1つ目は、ノーマルスキルです。これは、もともと獲得していたり、戦いの中や訓練の中で、発現し、強化されるものです。わたくしのノーマルスキルはたくさんありますが、自慢できるものは、【転移魔法成功確率100%】【魔力消費90%減】などですね。こう見えて、私は魔法使いの中でもトップクラスであると思っています。」
(マドバさん、僕たちを呼び出したからすごい人だと思ってたけど、予想をはるかに超えてきたなー。スキルってすごい大事だな)
「次に、2つ目ですが、そのスキルはオリジナルスキルと言います。オリジナルスキルは、その人だけがもっているスキルで、一人一つです。たまに、能力が同じでもスキル名が違う場合があるそうですが、ほとんどかぶらないでしょう。このスキルはとても重要なので、いくら親しい人でも話さないようにしてください。そして、ノーマルスキルは、ステータスストーンに記されて、誰でも覗くことは出来ますが、オリジナルスキルは、自分にしか見ることは出来ません。では、職業選択をしましょう。ステータスストーンを持ってジョブセレクトと言ってください。貴方の天職が記されます。」
(さすがにポテトも職業選択の時は前を向くよな、よし、いい職業が選べますように!)
「「「「「「ジョブセレクト」」」」」」
職業選択
天職 武闘家
(おっと。まさかの選択肢一つか...大体ヒーローって戦士だよな。魔法使いながらミラクルソードでぶった切るはずなんだが、ブトウカ?おい!the脇役じゃん。しかも。多分だけど流れ的にほとんどみんな...武闘家だよな..でも、...女は?女に力負けしたら恥ずくね?絶対にいるよね...俺より力強いやつ)
「え~武闘家??~~~なにそれ~私力ないよ~」
「うちも~」
(残念としか言いようがないな、かよわい系女子キャラを必死に維持したがる女は、本当に残念だ。つまり、ここにいる女全員が今、かよわい系ではなくなってしm)
「僧侶?」
コンチャ先生がつぶやく
(あ、忘れてた。さっきポテトに下に見られてた。先生だ。たしか、覗いたポテトは80って言ってたか?フツーにすごくね?だって、ほかのステータス、流れ的に絶対ポテトより上だし、僧侶って回復系の魔法つかえるじゃん。生き残れる確率、一番高くね?)
「「「せんせー。変わってー。一生の願い~~~~」」」
半泣きの女子生徒にかこまれる。
(そりゃそーだ。武闘家とか、一番先に死にそーだもんな。しかも。僧侶って守られる側だからな)
「みんなぁ~ごめんねぇえぇぇ!私が一番守らないといけないのに...担任失格だねぇぇ...ごめn...ヒック」
(あー泣いちゃった。確かに、先生として生徒の安全を守るのが一番大事だよな。それが、逆に守られるのは、精神的にきついな...)
「ヒヒヒヒヒャッ!!ハハハハッハハッハ!ボクは魔法使いだったようだ。さて、君はどうだったのかな?」
(あ、そうだそうだ選択しないと)
フウガが武闘家を選択すると、スキルが記される。
.........
ノーマルスキル
【攻撃力2倍】
【衝撃30%減】
【素早1.5倍】
オリジナルスキル
《色仲間・紫》=半径30メートル以内に他の色仲間がいれば一人につき素早さ+1000。色仲間はそれぞれの色のオーラを纏っている。
(オリジナルスキルは説明がつくのね.........は?ナニコレ強くね?素早さやばくなるだろ。+1000?やっば。てか、紫のオーラって...すごい色だよな。さて、まわりにいるかな?あ。オトナリサンモデスカ?オヤオヤ...その隣にもオーラ纏ってますねぇ...チーターかよ)
タイシが口を開く...
「色何好きだ?」
{色仲間だよな?}
皆がタイシの意思を読み取る。順番に、フウガ、タケル、ユミズ、タイシが答える。
「俺は、紫」
「俺は、青緑」
「俺は、黄緑」
「俺は、藍色だ。やっぱり、みんなそんな感じがするわ」
「「「そうだな」」」
「クッ」
「「「「クハハッハハ。アッハハハッハッハ」」」」
耐え切れず、俺たちは笑ってしまった。
(俺たち最強かよ。wwwwwwww)
「きみぃ~~~無視するんじゃな~~~い!!この、ボクが話しかけてるんだぞ!!ってだから聞けと言ってるだろー!」
(おっと、軽い挑発に引っかかった。面白ーい)