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2部11話

なぜ?秀介くんがうちに……?

芽衣はどうやって連れてきたのだろう?

私は急な出来事で混乱していた。

高島秀介、私のたった1人の親友にして初恋の男の子だ。

否、それは過去の話。小学生の頃のことでしかない。

今の私は外との交流をシャットアウトした引きこもりに過ぎない。

それに一緒に来ていた女の子。名前は混乱していて覚えてないが、秀介くんとは恋人同士と言っていた。

ならもう、あの人の隣に私の居場所はない。

出来れば誰とも会いたくない。特に知り合いには。今の無様な姿は誰にも見られたくない。

私は永遠に1人。1人で誰にも知られず朽ちていきたい。

でも、それでいいの?

私の中で僅かに残る理性がそう聞いてくる。

だって、私は犯罪者予備軍のキモオタだ。

それがいいに決まってる。

本当に?

うるさい!これでいいんだ!

ならなぜ私は苦しそうなの?

本当はまた以前みたいに外を出回りたいんじゃないの?

それが出来れば苦労はない!出来ないからこうやって引きこもってるんだ!

気がつくと腕に力が入り抱いていたぬいぐるみが苦しそうにしていた。


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