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2部2話

リンリンリン。

夏休みも終わり少し経った。いつの間にかセミの騒音から鈴虫の大合唱に変わる頃。

俺、高島秀介は彼女でもある白石鏡花の自宅の前で待っていた。

日差しは出ているか、夏の刺すような強い日差しではなく幾分かは優しくなっていた。

バタッとドアが開き待っていた女の子が姿をあらわす。

「ごめんね、秀介くん。待った?」

「いや、全然」

「そっか、ありがとう」

ニコッと笑顔を見せる鏡花。

「お、おう、早く行くぞ」

その顔についドキッとしてしまう。

学校の登下校はいつの間にか2人で行くようになっていた。

「ねぇねぇ、秀介くん」

「どうした?」

「もし良かったら、今度映画見に行かない?」

「映画?なんのだ?」

「じゃーん!これこれ!」

鏡花はカバンから紙を取り出すと、それを俺にみせた。

「なになに?怪獣ウォーズー宇宙からの侵略者ー」

怪獣ウォーズとはデフォルト化され怪獣となった戦国武将が領地を取り合う物語だ。

俺の小さい頃からゲームやアニメなどやっていて今も続いてるらしい。

「ついに宇宙人でも出るのか?」

「うん!」

目を輝かせる鏡花。

「そうだな、行くか」

鏡花の影響で最近またアニメを見始めたが、思いのほかハマってしまい、実は楽しみだったりする。

「ありがとう!日程とかは後で連絡するね!」

「おう」

交差点に差し掛かり足を止める。

信号が青になったのを確認し、再び2人で歩き始める。

途中、女の子とすれ違った。

たなびく髪からは柑橘系のいい匂いがした。

「秀介くん、早く早く」

鏡花が急かされ急いで信号を渡る。

あの子どこかであったような……。

記憶を辿るが思い出すことは出来なかった。

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