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4部16話
バンッ!
扉が大きな音を立てて開けられた。
光が逆光でよく見えないが、2人の人影が見えた。
1人はボサボサの髪にスーツ姿の人。
もう1人は髪をお団子に結び、同じくスーツ姿の人。
光の反射と身体中ボコボコにされ、目が霞んでいるため、顔はよく見えないが面影だけはかろうじて見えた。
俺に暴力を加えていた男が1人、声をあげた。
「誰だ、てめぇら!」
「誰だ、と聞かれたら答えてあげるが世の情けって言ってカッコつけたいけど、そんな場合じゃないから単刀直入に言おう」
ボサボサの髪の人がどこかで聞いたことのあるようなことを言う。
声からして男性というのはわかった。
男性は続ける。
「そこで倒れている大事な人質、高島秀介君を助けに来た」
俺を…?
鏡花が助けを呼んでくれたのだろうか?
思考が上手く回らない。
思うのは鏡花や姉さん、舞に迷惑をかけたなってことだった。
俺は助かるのだろうか?
果たして助けに来た2人組の素性が分からない以上俺には予想出来なかった




