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4部15話

「まず、秀介くんが囚われているところにいる相手は三人。鏡花ちゃん、君のお父さんとその部下2人だ」

「はい、秀介くんを助けるにはその2人をどうにかするべきですね」

「ああ、そうだね。僕と玲子さんで2人の相手をしよう」

「あの、失礼ですが、零児さんと奥さんは喧嘩できるんですか?」

舞が疑問を口にする。

「僕と玲子さんはこう見えて柔道黒帯だよ」

「人は見かけによらないと言ったところか」

椿も続いて口を開く。

「そして鏡花ちゃん、君にはこれを渡しておくよ」

差し出されたのはボイスレコーダー。

「これで君のお父さんは何も出来なくなるはず」

「ありがとうございます」

再生してみる。

するとそれには驚くべきことが録音されていた。

「やっぱりお父さんは許せない……!」

ギリッと鏡花は歯ぎしりを鳴らす。

「零児さん、お父さんはどうしてこんなに歪んでしまったんでしょう?」

「僕が言えるのは、生きる環境が悪かったからかな」

「父は更生できるでしょうか?」

「それは分からない」

ぎゅっと手を握る鏡花。

「私、決めました。お父さんが改心しなければ、親子の縁を切ります」

声が震えていた。

鏡花にとってはとても勇気のいる決断だ。

「白石先輩、私は先輩の味方です」

「縁をたとえ切ろうとも私たちがいる」

そう、1人じゃない。

親子の縁を切ろうとも1人じゃない。

鏡花には仲間がいる。

そう実感できた瞬間だった

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