表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/35

赤面

「そもそもアインハイド城を従者の姿になりすまし今いるアース国の北に位置する敵対国カルト国の領域に近いタリスの街まで後、半日歩いた所まで逃げていた姫は私にあった直前、気を失って倒れた。そこまではわかりますか姫?」

エリーヌは頬を膨らませそっぽを向いた。それを見た上でカーサスは話を続けた。

「その姫を、偶然発見した小屋で寝かせようとしたが先の大嵐で服はびしょ濡れ、おまけに熱がありましたので服を脱がせ寝かせました。こういう経緯です」

カーサスは右手の一指し指を立て言った。エリーヌは外の景色を見ながらも素直に謝れない自分に苛立ちを覚えていた。

「服、服はどこにあるのよ?」

エリーヌは、そう言うと自分からカーサスの目を見て言った。

「服なら、お外に洗って干してありますよ。まだ乾いてないですが。それにしても、まだ少し顔色が赤い様なので薬草を取ってきますね。それまで果物でも食べて待っていてください」

そう言って、小屋の扉の方へ進み扉に手をかけた。

「違うの・・」

エリーヌは、そう言おうとしたが既にカーサスは扉を閉め出て行ってしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ