表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/35

カルド兵


「どうやらカルド兵ではなさそうだね。僕の名前はクリフだ。今、このタリスの街はカルド兵が占領している。君も逃げ遅れたのなら早く逃げた方がいい。街は壊滅的だ」


しかしエリーヌは一歩前へと出るとクリフの傷に薬草を塗り始めた。

この薬草は前持って自分で持っていた傷薬である。傷に薬草を塗りこみながらエリーヌは言った。


「私の名前はエリーヌよ。今ね、私の身の安全を心から心配している人が街にいるの。彼の為にも待っていなくちゃ」


エリーヌの目は街の門の奥深くを見ていた。


「しかし、ここは危険だよ。隠れる場所なら僕に任せて。良い場所を知っているよ。一緒に行こう」


「でも…」


エリーヌは躊躇う。


「早くしないとカルド兵に見つかる可能性が高い。早く行こうエリーヌ」


クリフは、まだ会って間もないエリーヌの手をとり門へと潜った。


「なぜ、そっちなの? 見つからない場所なら反対の方角じゃない?」


「こっちで大丈夫だよ」


エリーヌは自分の右手を走りながら掴んで離さない青年クリフの手を見ながら不思議な感じを抱いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ