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美しきかな、世界  作者: サクラダファミリア
第一章 無世界
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大阪編 その2 ハロウィンの予定


 暑い。秋なのにまだ夏の面影が残った暑さが私を熱する。

 事務移動のせいで、また、ハロウィンまでに家に帰れるかが分からなくなった。娘はまた彼氏とハロウィンを過ごすだろうし、妻は家でのんびりすることだろう。

 私の仕事にも慣れた家族2人はわたし抜きの生活に慣れてきたし、ハロウィンに私がいなくても問題はない。

 しかし、今年、どうしても家に帰りたい理由は娘にあった。

 娘は正式に結婚を来年の夏までにすることを決めたのだ。二十三になる娘、それと同じくらいの年齢の身分もあまり知らない男。結婚させるのは心配だが、男は警察だし、妻もよほど気合を入れえているからしょうがないのかもしれない。しかし、やはり結婚となるとこれから親身を離れ、彼氏と向き合っていく娘はとても心配だ。せめて最後に3人だけで家族旅行でも行きたいものだ。

 私は車のクーラーの設定温度を下げた。ステレオからは70年代のハードロックが流れる。時代の進化に体は追いついていけてない。どこの誰が歌っているか分からない最近の音楽に変えた。



明日もお楽しみに

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