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孤独
私を見て欲しい
私を肯定してほしい
私を受け止めて欲しい
ずっと言えずに心にしまっていた言葉
でも 誰も信じられずに
疑心暗鬼になった私には 誰も手を差し伸べることは無い
他人の視線が怖くて 自分の悪口を言われている気がする
信じて欲しいなら まずは自分から
そんな言葉が脳裏をかすめる
でも
それが真理であったとしても
声に出して言ってくれないと どんな言葉も私には届かない
妄想が悪化して 私はそれでも止まれない
私は誰かに 救いの手を求め続ける
私を応援してくれる誰かを
私を支えてくれる誰かを
ただ 気兼ねない友としての誰かを




