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救いの形

苦しそうね

可哀そうに

助けてあげる


彼らの目が 私を見つめる

まるで 頭のてっぺんからつま先までを

それこそ 舐めまわすかのように

その憐みの目を 幾度となく受けてきた


私は そんな存在なのだろうか


私は 弱いのかもしれない

立ち上がる気力が湧かず 未来に希望を抱くことに苦痛を覚える


それは 人からは弱さと映るのかもしれない

その姿は 人にとって 憐れみを誘うのかもしれない


でも

でも私は 可哀そうではない

確かに苦しい

心が張り裂けて 重圧に潰されてしまいそう


でも 私はそんな目で見られる存在ではない

恩着せがましい好意と言う名の傲慢なんか

私には決して届かない


今 私が最も欲しいもの

それは 私を憐れむ目ではない


私を 認めてくれる心なの

ただ 私の話を聞いて

抱きしめて欲しいの


今の私でも

できない私でもいい

そう言ってくれることなの


そうすれば 私はまた

いつか前を向ける気がするのだから


心のままに書きました。

感謝を込めて。

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