あの頃に帰りたい
詩は初チャレンジになります。温かい目で見てください…!
あの頃に帰りたい
あなたがいた あの頃に
あなたと共に笑いあった あの頃に
この身体が自由に動かせた あの頃に
あなたに触れることができた あの頃に
あの頃に帰りたい
まだ若かった あの頃に
希望を抱いて生きていた あの頃に
あなたへの愛をこの胸に抱いた あの頃に
私の髪を撫でて好きだと言ってくれた あの頃に
あの頃に帰りたい
いつも微笑んでいた あの頃に
熱い瞳で私を見つめてくれた あの頃に
甘い愛を囁いてくれた あの頃に
深く、深く愛し合った あの頃に
あの頃に帰りたい
あなたがいた あの頃に
あなたがまだ生きていた あの頃に
あなたと手を繋いで歩んでいた あの頃に
辛く、悩むことがあっても いつも慰め支え合った あの頃に
あの頃に帰りたい
もう私はおばあちゃん
身体の自由がきかなくなり
あなたが愛でてくれたこの髪も艶が失せた
そしてあなたはもう、思い出の中にしかいない
再びあの頃に帰れたなら
私はきっと あなたにこう言うだろう
あなたが過ごした人生は 私の宝物ですと
あなたに出会えて幸せですと
たとえ 病であなたを失うと 分かっていたとしても
何度でも あなたへの愛を口にするだろう
その瞬間が来て あなたが寂しい思いをしないように 笑って送り出してあげたいから
ご感想、ぜひお待ちしています。