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夏生詩集3

毎度の問答

作者: 夏生

戦争しない国

平和な国

安心安全に暮らせる国

守ります

お約束しまーす


通過してゆく言葉の重さは

風程度

ここに漂うきな臭さ

どうにかしてくれと

心で睨む


通販番組を思わせる

調子の良さで

勢い強引口から出る

皆様ご贔屓の正しい言葉


どんなポンコツも

魔法の器具にみせる

手腕に似ている


利益のためなら

何でもやります!

が、聞こえる

裏に流れる言葉の方が

はっきり真っ直ぐだ


どこも誰も嘘つき

投票行く気にならぬ

行かねば変わらぬ

行っても変わらないじゃないか


毎度毎度の問答繰返しながら

投票所へ

尖りすぎた鉛筆を走らせる










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― 新着の感想 ―
[一言] 私も嘘くさい安全安心という言葉の裏側がはっきり見えているのに、選挙にさえ行かない人に憤りを覚えます。 私は行きました。権利を使うことができる間は、自由が保障されているということを知っています…
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