ー序章ー世界の始まり。
かたくて厨二な話ですが、良ければ読んでください。
ー0ー
ある時誰かが世界を"夢"見た。現という世界の中で世界を"夢"見た。
こうして現の中で"夢"が生まれ、
生まれた"夢"は現を抜けて、現に寄り添い誰かが見た通りの、
時を翔る人々が暮らす、全てが陰陽に染まった世界になった。
そしてバランスを取る様に2つの世界の間に"異次元"という新たな世界が生まれていた。
そこには陰陽を越える可能性を秘めた力を持つ者がいるらしい。
"夢"が出来てしばらくたった時、
陰陽はそれぞれ意思を持ち人々を狂わせ初めた。
その力は現に影響を及ぼすほど…
そして、破綻の危機を覚えた"夢"は、陰陽を2つに分けて人の身体を与え、
あり得ないとされていた陰と陽を同じだけ併せ持つ少女を、陰陽をコントロール出来る存在を作った。
これで人々が陰陽に狂う事は少なくなったが、
何故か"異次元"から可能性を秘めた者を"夢"へと連れてきた。
物語は、此処から数年後。
現からやってきた三人の人間によってまわりだす。
重くてたるい前置きを読んでくださり感謝します。本編はもう少し軽い話に出来る様に
頑張るので、よろしくお願いいたします。